手づかみ離乳食基礎講座①


こんにちは、はるです。
今回からステップを踏んで
離乳食講座をお届けしていきます。

 講座の全体の流れはこのようになります↓

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【手づかみ離乳食基礎講座】

1.なぜ手づかみ食べが必要なのか? ←今回はここ

2. 手づかみ食べの準備

 

【手づかみ離乳食実践講座】

ステップ1:手づかみ離乳食準備期

ステップ2:手づかみ離乳食初期

ステップ3:手づかみ離乳食中期

ステップ4:手づかみ離乳食後期

ステップ5:プレ幼児食

――――――――――

 

ということで、今回は
「手づかみ離乳食基礎講座」と題して
「なぜ手づかみ食べが必要なのか?」    
について具体的に話をしていきます。

はじめに


突然ですが
あなたのお子さんは手づかみ食べしていますか?

離乳食を始めると 

・離乳食全然食べてくれない…
・食べてくれていたのが食べなくなってしまった…
・スプーンやお皿をつかんで離さない
・うまく食べれていない気がする…
・よく噛まないで食べている…

などなど、日々悩みがでてきますよね。

もちろん離乳食始めたばかりの頃は
スプーンであげた方が食べさせやすかったり
赤ちゃんも食べやすかったりします。

ただ、赤ちゃんの手が
離乳食やスプーンお皿にのびてきたら
ぜひ手づかみ食べに移行していただきたいのです。

じゃあどうやって始めるのか
どうやって進めていくのか
それについては次回お話していきます(^^)

手づかみ食べの具体的なお話をする前に
まずは基礎的な部分について
知って頂けたらと思います。

手づかみ食べは〇〇を育む!?


手づかみ食べというのは、赤ちゃんの
「自立を育み、噛む力を育みます」 

どういうことかというと 

・赤ちゃんが自分で食べることで
 食べる意欲を育める
・自分で食べることは自立を促す第一歩に
・しっかり噛むことで血流がアップし脳が活性化
・しっかり噛むことで
 ヨダレが出て歯をきれいに保つ自浄作用あり
・しっかり噛むことであごが成長し
 良い歯並びになる
・しっかり噛むことで
 食べ物を細かくできるので消化吸収アップ

このように手づかみ食べすることで 
赤ちゃんの自立を育み
噛む力を育むことができるのです。

また、手づかみ食べの経験を通して 
赤ちゃんはいろんなことを学んでいきます。

どんなことを学んでいるのかというと…

・食べ物の形、大きさ、かたさ、温度を感じ取る
・どれぐらいの力で握れば
    形を崩さずに口まで運ぶことができるか
・前歯でかじり取り
    自分の一口量がどのぐらいなのか
・どれをつかもうか?どれを食べようか?
     自分で考える力(脳)を育む
・食べる楽しさ・意欲をのばしつつ
    手先の発達も促す

 このように、手づかみ食べというのは
ただ単に食べ物を口に運ぶ行動なのではなく
多くのことを学べる
とっても重要な行動なのです。

 ここでよく
・手づかみ食べしません!
・食べ物つかんでぐちゃぐちゃにします!
・食べ物ポイポイ投げます!
こんなお声をいただきます。

この、ママ・パパから見ると
まるで遊んでいるようにしか見えない行動も
実は意味があったりするのです!

次に詳しくお話しますね(^^)

ぐちゃぐちゃ、ポイポイ!も学びの一つ

手づかみ食べは、

「食べ物を目で確かめて、手指でつかんで
口まで運んで口に入れ、前歯でかじり取って
自分の一口量を覚え咀嚼する」

という目・手・口の協調運動です。

この食べるまでの一連の行動なんですが
大人は当たり前にしていますよね。

ただ赤ちゃんの場合、すぐ習得わけではなく
練習が必要なのです。

じゃあどうやって練習し学んでいるのかというと・・・

・自分の手で食べ物に触れる
・握ったり潰してかたさを確認してみる
・ポイポイして確認してみる

ただこれらの行動がどのぐらいの期間続くかは
個人差あります。

これらをずっと繰り返す子もいれば
ある程度試したらパクっと食べる子もいます。

もしずっとこの行動を繰り返すのであれば
食べ物が柔らかすぎる、かたすぎる可能性があるので
調整してあげるのが良いと思います。

この辺りのことも次回から詳しくお話していきます。

 今回は、
「ぐちゃぐちゃポイポイも意味ある行動」
だということを、まずは知っておいてください。

手は突き出た脳


手には
「約1万7000本」
もの神経があると言われています。

「触る=刺激を受ける」
とその情報がダイレクトに脳に伝わるため
手を使うことは、そもそもヒトの脳にとって
とても大切な働きをしています。

手づかみ食べという経験をすることで
手の皮膚感覚(触覚)を刺激し経験値が上がり

その経験によって
手指の複雑な動きができるようになります。

複雑な動きができると
ゆくゆく器用な子になるのはもちろんのこと

赤ちゃんが成長し
スプーン・フォーク・お箸を使って
自分で食べるようになったとき
奇麗に食べられる子になるのです。

ここで、スプーンやフォークは何歳から使えばよいですか?
と質問をいただくことがあるのですが

答えは…

せめて1歳半頃までは
手づかみ食べを思う存分させてあげてください。

とはいえ、もし保育園に通われてたりすると
なかなか難しいとは思うので 

無理ない範囲で
せめてお家で、1日1回でも
手づかみ食べさせてあげられると
良いかなと思います。

 特に離乳食期の赤ちゃんにとっては
「手」がスプーンやフォークです。

そのため、早期にスプーンやフォークを与えるのではなく
「手」をしっかり使って
「食べる力」「噛む力」を育んでいきましょう!

では、赤ちゃんが手づかみ食べするにはどうしたら良いのか?
実は事前に準備し整えてあげることが重要なのです!

じゃあどうすれば良いのか?
次回、手づかみ食べの準備の方法について
お話をしますね~(^^)

最後に


ここまで読んで頂き
ありがとうございました。
今回は
なぜ手づかみ食べが必要なのか?
についてお話をしてきました。

今回のお話をまとめると
手づかみ食べというのは、赤ちゃんの
「自立を育み、噛む力を育みます」 

そのためには離乳食期から
手づかみ食べを取り入れてあげることが
とっても大切になります。

 赤ちゃんの手が離乳食やスプーンにのびてきたらぜひ手づかみ離乳食の準備を始めていきしょう。

 次回、手づかみ食べの準備の方法について
お話していきます。

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わたしは、離乳食・補完食について
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はる

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