愚痴らずにはいられない、月曜日のゲームセンターで…
陽真とガオーレをやりにゲームセンターに急いだ。
先々週の日曜日からお休みをしているゲームのガジェットが朝届くというので、陽真もやっとできる!とウキウキしている。
まだ誰も来ていなかったので、2回ほどやって後ろで並んでる子に譲った。
歩は静かに仮面ライダーで遊んでいる。
後ろから見るとおじさんが麻雀しているような風格がある。
せっかくなのでもう一回するか?
ときくと、
え?いいの?
と喜ぶ陽真。
前の子は二人で一緒にやっていたので、二人で「もっかい並ぼうね」と片付け始めている。
私は、「でも君はしてないでしょ?一回ずつしていいよ」というと目をぱちくりして「いいの?」と聞いてきた。
私は笑顔で「もちろん」と答えた。
二人でしたから1回と考えられるなんて偉いなーと感心した。
気分がいいので、帰りに最後にもう一回して帰るかという気になったのがいけなかった。
並びに行くと既に3人が列を作ってる。
時間かかるな―。とは思ったが、まだ美月は寝ているしいいか。と軽い気持ちで列に並ぶ。
ふと気づくと陽真がいない。
あゆむと仮面ライダーのゲームをのぞき込んでいた。
あ!と思い、振り返ると2人の姉弟に順番を取られてしまった。
あーあ、陽真ちゃんと列に並ばないと・・・
仕方なく並びなおし、待つ。
ほんとなら今やってるのに、、、と思いながら姉弟の番になった。
姉は1回プレイすると、何の躊躇もなく2回目を始める。
一瞬目を疑った。
待ってんのになぁ・・・
やっと終わったので、陽真にもう少しだねと言っていたら、またプレイ開始する姉。
ここは注意するべきなのか・・・
親はどこなんだろう。
弟がおねーちゃんがやめてくれんーと母親のもとへ駆けつける。
やっと交代してくれるのか・・・と眺めていたら、ツカツカ歩いてきて、それでやめなさいよ!と言ってまた携帯を眺め始めた。
あー、だめだこりゃ。
不快な気持ちでいっぱいですよ。
ダメな親の代表みたいな方だな。
こういう人間にだけはならないでねと本気で願う。
顔にすぐ出ちゃうダメな大人のパパは冷めた目つきで眺めてました。
やーっと終わって、弟くんの番になったけど、弱いポケモンで戦うのですごい時間がかかる。
なんで強いポケモン持ってるのに最弱で戦うかなー。
でもこの子は悪くない、だいぶイライラしてるなぁ、悪いことしていない子を責めるなんて・・・これで終わるからもう少し我慢しよう。
既に並んでから40分近くたっているので、美月もぐずり始め、することがなくなった歩は地べたに座り込んで疲れたーと眺めている。
二人を抱きかかえ、ごめんねー、こんな予定じゃなかったんだ。
ごめんねー、と謝りながらひたすら待つ。
やっと終わったので、さーちゃちゃっとやってかえろっか。
と陽真と話していたら、おねーちゃんが、声を荒立てて話し始めた。
もう一回したいなら早く100円入れなさい、え?他の人に悪いからまた並ぶ?もう!!ママーもっかいしたいからまた並ぶって言ってるよ
と言い出したのでまさか・・・なぁ・・・
とぶっさめた顔で眺めていた。
母親が来るなり、
はぁ?もう一回?だめよ。え?並ぶ?・・・もう、それなら今しなさい。・・・ごめんねー待たせちゃってねー
あ、馬鹿親だ。
口が悪いと言われてもいい。
私は嘘が嫌いだ。
迷惑ですか?と聞かれれば即答で非常に迷惑ですというのに、何も言えない子供に言うなんて気でも触れたかと思ったのが正直な気持ちだ。
しかも子供が並ぶと言ってんのに・・・・
陽真も後ろの子供たちも目をぱちくりして眺めている。
後ろの子供はまた並んでんの?と父親にちょっと怒られていた。
代わりに説明してあげたい。と思ったら陽真がお姉ちゃんが3回したもんね。と口をはさむ。
父親は、え?5回?ほんとに?5回もやってんの?え?ほんとに?と何度も聞きなおしていたのを聞いて少し安心した。
毎回こんなこと起きるならもうここには来れないなと思ってたんだ。
私は性格があまりよくない方なので、疑問に思うとともに一度試してみたいと思った。
君たち姉弟の前に並んで何回もプレイして親の前でごめんねーまたせちゃってと言っても文句いわないのか。
今度偶然にでも出会えたならやってみようと思うと母に伝えると、やられたからやり返すという考えをもって生活しない方がいいよ。とドがつくほど正論を言われ、ぐうの音も出なかった火曜日。
今日の朝ごはん
今日は残り物中心。
あゆむが夜熱が出たので心配だったけど、すぐに引いてよかった。
ママがパパの朝ごはんは量が多すぎると言われた。
んー難しいな。