お礼参りだ(?)レート9000! バトグラ赤ちゃん無法録
前回までのあらすじ
どうも、バトグラ赤ちゃんです。さすがにそろそろ赤ちゃん、きついか?
シーズン4からこのゲームを始めて、シーズン5ではレート7000。6では8000まで到達し、せっかくなので毎回備忘録として振り返り記事を残しています。だったら今回は、レート9000超えないとなぁ!
超えました。すでにシーズン8の情報も出始めていて、最後の調整なんかもあり、毎度ながらぎりぎり滑り込みです。今回はシーズン中~後半のバディ環境で主にレートを伸ばしたので、記事の中身も大半がバディ環境のあれこれになります。
前書き:クエスト環境とバディ環境の違い
前回、シーズン6中盤くらいから復活した『クエスト』システムは、毎回クエスト条件&達成報酬がランダムで発生するので、その2項目の提示に合わせてカードをチョイスしていく……という、いわば偶発性と即興性が強く出るゲームバランスでした。
毎回変わるクエストに合わせて中盤~終盤の構成も変えていく必要があるため、噛み合わせ次第で多種多様なミニオンやヒーローが活躍できる一方、即興で適した編成を組むのが難しい&運振れも激しく、慣れるのに時間がかかった覚えがあります。
覚えというか、1万文字分の苦労がここに残っていますね。
さて、一方のシーズン7中盤くらいから復活した『バディ』システム。こちらに関しては不詳シーズン4から始めたこの赤ちゃん。知ってることといえばとある友人曰く「クエスト環境より速度が速い」そんな一文だけでした。
当時ただでさえどこぞのイカれたキメラのせいで勃発していたグレ4早上げバトルの速度感についていけてなかったのに、クエスト以上に速度が速いなら最早光すら超えてしまうのではないか。
来たる新環境に戦々恐々としていましたが、実際にお出しされたバディ環境は意外にも自分なりに勝ちパターンを突き詰めやすく、またそれを突き詰めるのが楽しい環境でもありました。クエスト環境とはむしろ漠逆……じゃなくて真逆の性質を持ったゲームバランスだったようにも感じています。
偶発性と即興性が強かったクエスト環境の真逆にあるのは、再現性と戦術性。バディ環境はヒーロー毎に固有のバディを与えられ、それによってヒーローの特徴が強まった上、バディによるトリプル報酬を入手する機会も平等に与えられました。それゆえ自分にとって強いムーブを再現しやすい→強いムーブを毎回やれるなら、それを戦術として確立しやすい……という一連の流れを組める。それこそが、バディ環境の大きな特徴だったと思います。実際、今期は使用ヒーローもミニオンもかなり偏っていたという体感があります。
というわけで今回、真の主題はそんなシーズン7のバディ環境で死ぬほど擦り倒したミニオン&ヒーローへのお礼参りをしようぜ! です。
ある程度記事を書いてから思いだしたんですが『お礼参り』の使い方、これじゃ誤用じゃねぇか!
えー、今回はそういう意味でなく文字通りお礼に参るというか、つまりこれ↓
そこに便乗して(?)記事の最後にはレート上げの参考にさせて頂いた記事へのお礼参り(お礼参りではない)も載せているので、なんならそちらだけ見てくれればいいや!
ところで赤ちゃんの友人Iくんは「死ぬほど同じやつしか見ないので、バディ環境マジでおもんない」と言っていました。それもまたひとつの真理。自分はゲラゲラ笑って、今日も元気にナイトベインを投げつける側の人間です。
ところでこのnoteの箇条書き機能(・が付くやつ)いいっすねぇ!執筆者的には文章を整えずにざっくり書いても、なんか見栄えが良くて楽。読者的にはどうなんでしょう。よほど評判悪くなきゃ、今後も使っていきます。
お世話になったミニオンベスト5!
ベスト5方式です。本当はもっと色んなミニオンに色々言いたかったんですが、尺がいくらあっても足りないですしね。
赤ちゃんはおそらく同レート帯の人に比べて、本当にAPM構成(偶数構成など、お金使ってぶん回すやつ)を組むのがめちゃ下手くそです。
あとレート8000超えて対戦者のレベルが凄まじく上がったせいなのか、グレード6までいい感じに上げてから構成を組む~的なことも全然できなかったので、おそらく多くの人がお世話になったであろうグレイメインやら漠逆やらには、実はあんましお世話になっていません。
そんなわけで『なにがなんでも上位に滑りこむ』という死ぬほど低い志を元に、グレ4orグレ5で早めに構成の基盤を作り→トリプルから高グレードを狙って完成度を高めるというムーブを自分の中で確立させていきました。そんな赤ちゃんによるベスト5なので、世の中のそれとはどこまでずれているのやら。
だけどもちろん”あいつ”は入っている。誰のことかな~?
みなさんも、自分のベスト5を考えて比較してみたら楽しいかもしれません。
5位:スカーレット・スカル
赤ちゃん的には今期も相変わらず、やっぱりアンデがNo1!
実際、前期と比べてグレ1,2帯が大きく弱体化されたシーズン7において、弱体をあまり貰ってないアンデッドは軒並み強い体感があります。
その中でもシーズン途中で復帰したこいつは、蘇り+バフを合わせて6/6(合計12)という高いスタッツを、蘇りの手数込みで押し付けられるのが特に強いです。
ミニオンの強さは一概にスタッツで計れるものではありませんが……とりあえず、つよつよグレ2筆頭であろうギリガルル船長(2/4)であっても合計12スタッツ分の働きをするには2度の効果発動(攻撃力+3×2回)を要するわけで……やっぱこいつ、何気にクソ強いか!?
『アンデッド自体の打点を上げるため、手数出せればそれでいいことも多い』という種族性質上、蘇り持ちというだけで後半まで連れていくことも意外と多く、おまけにこいつ自身並べれば並べるだけ強い能力もあってかグレ3、4帯でも意外と拾う機会があり、トリプルの種になることもしばしば。
永劫の騎士などもそうだけど『盤面に複数体を並べやすいミニオンが多い→トリプルが自然とできやすい』というのはアンデッドの隠れた強みですかね。
4位:馬神馬
前からコンボパーツとして優秀ではあったけど、気づけば相性の良いミニオンが増えに増えてコンボの神と化した馬。
やっぱり今期はチュパが強いだけあって、それと相性の良いミニオンは格段に評価が上がりますね。
ハジキロボもこいつの有無で強さが1億倍変わるので、ハジキ職人の赤ちゃんは今日も泣きながらグレ4を回っています。
そもそもグレ4でトークン含めて合計スタッツ10/10って時点で実は普通に強い。グレ4のただ強ミニオン筆頭のアラナシでさえも3/10+効果1回で5ダメージ。それより上回るスタッツと考えれば、とりあえず取って良いレベルの強さですね。書いててふと気がついた。
全体的に攻撃力だけが伸びやすく、聖なる盾持ちが多い今期の傾向において、手数が出せるというだけでも実は普通に強い。
複数種族なのも実は普通に強い。
実は普通に強い。え、シーズン8は退場ですか!? そんなぁ!
3位:ジェレメンタル
アゼライトやフェル系悪魔、ディープゼスティといった「強さはあるけどあと1歩、な~!」みたいな構成をたった1枚で纏めて救った革命的な1枚。ある意味では、今期一番印象に残ったミニオンかもしれません。
特にディープゼスティ構成で戦う際、グレ4で2種を探しつつバディなどのトリプルからグレ5でこいつを見られる(※)のが本当に偉くて、こいつ1枚取るだけで劣勢をひっくり返して上位に滑りこめることもしばしば。
やってることはグレ6コイン4のミュタ呪文と大差ないわけで。しかしこいつの呪文は呪文錬成ランダム入手でも貰えます。ゆえに君は存在しているだけで偉い。
多くの強力呪文や便利ミニオンが揃う『酒場グレード5自体が強い』というのが今期大きな特徴のひとつだと、赤ちゃん的には考えていて。
ジェレメンタルが最終到達点となる構成はグレ6に上げなくても良い=グレ5のまま酒場を回るので、強力なグレ5のカード(地母神など)を見つけやすいのも強みのひとつですね。
※とか言っていたら、これ書いている間にグレ6に上がっちまったらしいな~! 今までありがと~! これからもよろしく~? どうなん、グレ6……?
2位:ハジキロボ
現状、グレ3の中では最強と言っても過言じゃない1枚。まぁ前から構成の軸になるくらいは強かったけど、気がつけば超電磁だけでなくユーティリティ、ツァリナ、チュパ、ナイトベイン、呪文、各種バディなど四方八方から攻撃力を盛れるようになってました。
バディ環境あるある『いきなり15点×2回とか貰って、まだグレ4なのに致死圏内』といった絶望的な状況からでもワンチャン作れる数少ない低グレミニオンであり、レート8000→9000の地獄道において幾度もレートを死守してきた赤ちゃん的守護神でもあります。
馬神馬+マジウザ(聖盾+挑発)を横に添えることで、バトグラが突然くじ引きに変わる。
『聖なる盾を何度も貼り直す代わりに体力は上がらない』という特性上、最後にハジキが死んで相打つこともままあるので、実はハジキ本体にもメナスを仕込んでおくと勝率が一気に上がる説。
なんならハジキを2体置き、それぞれにメナスを仕込めれば、お互いがお互いの聖盾を張り直せるのでパワーがさらに跳ね上がりますね。それゆえにハジキ2体をまとめてバフできる手段が欲しい場合が多く、それがやりやすいツァリナも自分の中で評価↑↑↑。
各グレードに攻撃力バフ手段が散っており(BANにもよるけど)グレードを上げたら上げたで相応に強くなれるのも大きな魅力。特にグレ6のチュパカグールァは『リソースを使わず、戦闘フェイズで永続的に攻撃力を上げられる』貴重な1枚なので、獣アンデが出場しているときは常に意識しています。まぁそうでなくともチュパは強いんだけど……え、チュパもナーフっすか!?そりゃそっすか……。
1位:内燃のナイトベイン
さすがにおそらくは誰もが認める、シーズン7の最強ミニオン。ハジキが宇宙最強ならこいつは宇宙創成の神。お前の存在がバトグラのビッグバン!
その能力によって攻撃力バフ効率を実質的に3倍へと引き上げる……それだけでもすでに凄まじい受けの広さがあり、並大抵のミニオンより強い。それなのに所属種族もとんでもない。
そもそも取ったその瞬間から同グレード帯のミニオンに比べた戦闘能力を持っており(※)、それゆえ受けのミニオンが拾えない場合は単なる繋ぎとして使い捨ててもいいのが本当に偉い。
ドラゴン出場で組める詩竜ナイトベイン構成は、グレ4で基盤を組める→グレ5で完成形になるタイプの構成。ゆえにグレ4で2種を集めつつバディトリプルからグレ5を狙いによく行くのだけど、その際アンバーorユーロンのどちらを引いても強く、なおかつそいつらは1枚あれば事足りるのが楽でいいですね。
グレ4でひとしきり暴れ、ある程度安全を確保してからグレ5に上がって、タイタスや地母神などで出力をさらに引き上げる。そんなムーブに幾度となく助けられてきました。
アンデ出場なら当然ケルスを狙いに行くわけだけど、ケルスも1枚でいいのでグレ5滞在してトリプルや豆の木でズルできる範囲ですね。
低グレ滞在でも組み易い。攻撃力が一気に上がるので勝ちor引き分けにしやすい(=ライフを守りやすい)。実は詩竜2体+ナイトベイン2体以外が自由枠になるので、蘇りや聖なる盾など手数を稼ぐ手段も豊富に用意できる。
そしてなにより、こいつが絡む構成は全てがnotAPM構成!楽!分かりやすい!強い!
※こいつもまた記事を書いてる最中にめでたくナーフされ、グレード5になりました。ナーフ前に擦り倒せて本当に良かった。今までグレ4でいてくれて……ありがとう……!
お世話になったヒーローベスト5!
ワグトグルやシルヴァナスのように、バディ特有の構成を組んでこそ強いヒーローがあまり上手くないんですよね。あと装甲薄いけど無茶苦茶できる系ヒーローも基本的に下手。
1コインでバフできるとか、ちょっとリソースが増えるとか、装甲厚いとか、単純な強さを持つヒーローが赤ちゃん的にはやっぱり強かった。
バディ独特の強さで言うと、グレ1バディは正しく軽いが強い。うっかり負けが込んでもトリプル報酬を狙いやすいのが良いですね。
ベスト5に入らない範囲だとガフ、エドウィン、リッチキング、インゲなどが好きでした。
ティア表よりも自分を信じろ、が最終的な答えです。マイエヴとかミュタとかガリーとかいくら下馬評が強くても、お前が下手な物は下手!
5位:エリーズ
バディがあろうとなかろうと、安定と信頼のそこそこ装甲&コスパ良ヒロパ。序盤からリードして、早めにバディを使って、またヒロパを擦る。そんだけ。
バディ能力が分かりやすい。正直雄叫びを使いまわさずに即売りしてもいい程度なのも、雑に扱いやすくて〇。
4位:マスターウェン
「なんかよく分からんけど勝てます」筆頭。『よろしく、相棒』しかりロデオ名人しかり、このゲームのランダム系はわりと強めにできていますね。
エリーズやピンゾロ、ミュタやゼフリスなど世の中には1ターンだけ使える方が逆においしいヒロパも意外と多く、バディで択が増えるだけでも結構な上振れをしたり。
バディがグレ1で、かつスタッツ高めなのが何気に強い。早い段階でトリプルして、4択ヒロパで上振れ狙って、構成が良い感じになったらバディの売り払いどき。こう書くと、意外と分かりやすい強さなのかもしれませんね。
3位:ラカニシュ
ヒロパがシンプルに序盤勝ちやすくて、バディも単純な強さで頼りになる。本当に使いやすい。
ナラァやフェルボアなど受けになるミニオンが意外と多く、赤ちゃん御用達のナイトベインやハジキとも相性良いのが◎。
ランタン呪文の価値が時間経過で落ちるので1位は正直難しいけど、上位入賞はかなりやりやすいヒーローでした。
2位:ピンゾロ
なんかTiar表だとSからCまでブレがちだけど、自分の中ではいつでも最強。サイコロ振る気持ちよさだけで勝ってる。
赤ちゃん的に苦手な『装甲が薄い代わりに強力なヒロパ持ち』ヒーローの中では、ずば抜けて分かりやすい強さを持っている。主な方針はたった2つ。
①ヒロパでゴールド得したらなるべくグレ上げ狙う
②バディはとにかく最速着地で上振れ狙う
あとはもうバディがいかに良い目だすかってくらい。出目5,6出たら何引いてもめちゃつよだし、しかも発見3択だし。3、4ターンに1回くらい豆の木やハムウルあたりを引きます→暴れます→終わり。
1位:スニード
シーズン7において、ドラゴンorアンデッド出場なら確定ピック。装甲が厚く、ヒロパも序盤に強く、そこに加えて宇宙最強運ゲーバディをも獲得した、赤ちゃん介護用ヒーロー。シーズン7で唯一、3回もの優勝を数えた個人的最強のヒーローでした。
毎ターンヒロパをポチポチして数の暴力で勝ちを取り、最速バディ着地からグレ5による打点の暴力で対面を粉砕して上位に滑りこみ、残った強敵はナイトベインを絡めた運ゲーでなんかよく分からないけど凄いことになって対ありでした。
バディの断末魔発動は『自身への付与断末魔→左から順にコピーした断末魔』という順で発動していくようなので、断末魔でグレ5をばらまく→ナイトベイン能力で打点付与という順番になるよう気を付けさえすれば、ナイトベインが死に際にバディへと攻撃力を与え、最後にバディがその攻撃力を断末魔でさらにばらまく……といった倍々ゲームができます。
バトグラをパチンコに変える程度の能力。これ以上に気持ちよく、そして理不尽なバディはおそらくいない。
後書き
前回の備忘録が結構長くストーリー仕立てだったので、今回は語るポイントを絞り、1つ1つの項目を短くしてさくっと読めることを目指してみました。執筆の負担も軽くなっていいですね。合計8000文字近くあります。なぁ、本当に短いか……?
シーズン8も楽しみですね。なんとあの装飾品システムが登場です。知らん、なにそれ、こわ……。
次の目標はついに1万レートの大台。乗ったら書きます。記事が上がらなかったら察して。
シーズン6でバトグラの記事もっと増えろ~!みたいなこと言ってた気ぃしますが、シーズン7になってから心なしかバトグラの記事が増えたようで、本当にありがたいものですね。今回も多くの記事などにお世話になったので、特に推したい記事をお礼代わりに紹介させていただきます。どれも素晴らしいものなので、ぜひぜひ。
これはあくまでも自分のための備忘録ではありますが、同じくバトグラを楽しんだり悩んだりしている誰かに届けば嬉しいなとも思っています。あわよくば、バトグラの言語化が世に増えてくれれば、もっと嬉しい!
おまけ:お世話になったバトグラ記事!
※もうちょっと紹介したいものがあるので、掲載許可が取れ次第増えるかもです。
【HSBG】レート10000を目指す人のための「耐え」の教科書|rink (note.com)
今シーズン、一時期レート8000で完全に息の根止まってた赤ちゃんがここまで上がるきっかけを作ってくれた神の1本。
今回の備忘録も当初は立ち回りでも書こうかな~って思ったんですが、ぶっちゃけここに載ってることが全てなので、赤ちゃんから言うことはなにもありませんでした。
【バトグラ】全構築解説【バディ環境】|はぐれん (note.com)
すご~く分かりやすいです。なにが素晴らしいって参入条件まで書いてあるのが、APMド下手勢には貴重過ぎて……。
苦手な奇数構成やらざるを得なかったとき、マジでこの通りに動いて命を救われたことがあります。救われた命がここにある。