私が映画を見る理由
こんばんは。どうも。
今日は映画「エリザベート」を見に行った。
といっても、このまま家にいると
自分の気分がマジでどうにかなってしまいそうだったので
自分で自分の背中を勢いよく押して。
久しぶり、劇場出た後に、
「心からいい映画に出会えた~」と想っていた。
なぜだろう。
それを解明するために、
ここに想ったことを自由に綴らせてもらう
(どうぞ、ご自由に)
①最後の場面が、
なぜかハッピーエンドに想えたこと。
主人公は、
替え玉(皇后陛下の分身)を用意し、
子どもに最後の愛を伝え、
フェリーから飛び降りた。
その時、あいみょんの生きていたんだよなの
「希望を抱いて飛んだ」
がすんなり入ってきた。
自死が必ずしも不幸とは限らない。
そう感じた。
それが、強いメッセージとかでもなく、
ただエリザベートが選んだ道はこれだったという締めくくりが
とても嬉しかった。
②主人公が40歳になって、今までの栄光は取り戻せない中、
希望・欲望・虚無感・やるせない感情がうまいこと
表現されていて、自分を投影することができたこと
自分でも何をしたいかわからない
という今の私の感情と重なる部分があり、
感情移入がしやすかったのだろう。
主人公は私(一般階級)と比較して、
美貌・名誉・役割・結婚・子供・恋をすべて
持っていた
だけど、どこか足りない。満たされていない。
悲しい。怒り。虚無。強い同情。
どういう人生であれば、
主人公は幸せだったのか。
おそらく、本人にもわからない。
分からない中で、
人間はどう生きればいいのか。
わからない。
苦しみながら生きるべきか
果たして死ぬべきか
小さな幸せを噛みしめれるようになるべきか
正解は、自分で決めるしかないのか。
これをポジティブに捉えるか
ネガティブに捉えるかで
人の人生は大きく変わるのではないかと
想った
③舞台が良かった
ウィーン・オーストリアが舞台
当時の生活風景や常識、文化が見え
単純に勉強になった。楽しかった。
女性を象徴するコルセットの着用
男性を象徴する髭の増毛(ウィッグ)
食事シーン(皇后陛下が退席したら、挨拶)
お風呂が寝室や室内に用意されている
戦争の負傷者を慰安する場所
精神患者の療養方法(手足を縛るなど)
以上、3点としよう。
(これ以上、手元近くにあるビールのせいで、思い出せない)
とりあへず、
映画は個人が見終わった後に、
「見てよかった」と思えたら
それでいいのかもしれない
そこに、
誰も悲しませる要素がない。
なんて幸なんだ。
映画は
知らない世界を教えてくれる
考える要素をくれる
暇をつぶしてくれる
精神を安定させてくれる
だから、私は映画に行くのだと思う
おしまい。どろん。