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そだてる?はぐくむ?

 今回は、子どもと生活していると子育てなんかしちゃダメだなと思っている、母親モードの私の話です。どうぞよろしくお願いいたいします。

 私には2人の子どもがいます。小学3年生と年中です。上の子は生まれる前後は、私は非常に頭が硬かった。半身浴もしていましたし、靴下の重ねばきもしていました。出来るだけオーガニック食材も使いましたし、F1種の野菜なんて、無精卵の卵なんて!と食材探しにも一苦労な日々を過ごしていました。そんな生活をしていると、お金もかかりますし、目の前の子どものことが見えなくなるんですね。

 目の前の子どもを見ればいいのに、子どものためにいいものを本屋さん、図書館、ネットで調べるのです。答えは外にあると思い込んでいましたので。でもある時、今もお世話になっている助産師の先生に言われました。
 

「あなたが産んだ子でしょ?あなたが信じなくてどうするの?」


 今、私は自分の子は「運がいい子」だと思って一緒に過ごしています。「いいこね〜」と毎日頭を撫でながら。

親が子どものためにと一生懸命になって私はあまりうまくいきませんでした。なので今は切り替えています。ある意味自分勝手ではあるかもしれませんが、自分が楽しいを最優先にしています。気持ち的にメンタル的に自分の心のコップを一杯に満たしておくと、穏やかに過ごすことができました。

もちろん、すぐに相談に乗ってくれた助産師の先生が近くにいたことも大きいです。第三者の相談相手は、お母さんにとっては必要なのかもしれないですね。

子どもは数年一緒に過ごす「個人」。自分のものではないし、その個性を伸び伸びと伸ばしてあげるには「子育て」という言葉が私には少し違うかなと思うのです。

 今活動しているスキンタッチも「子どものために」からより「自分がやって気持ちが良いから一緒にやろう」の方がやる側の顔も穏やかで子どもも嬉しいんじゃないかな〜と思います。

 スキンタッチのいいところは「子どもに気持ち良いを体感させてあげられること」です。うちの子たちはお腹が冷えたと感じると「あったかいのやって」と自ら言ってくれます。これから高学年、思春期に突入しますが、小さい頃のように抱っこやハグしたくてもできない年齢になっても、何となく不調があれば、きっと言って来てくれるんだと思っております!

そだてる、ではなく「はぐくむ」。
いろんな人に感謝しながら、本日の夕飯を考えるわたくしでございました。


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