伝えるってむずかしい。
今日、年長の息子がクラスのことを話してくれました。
年長って、無邪気にみんなで楽しく遊んでいるイメージでしたが、どうも違う。人間関係で悩むまではいっていないようですが、「嫌なことがあった」と話してくれました。
簡単に言うと、やめてと言ってもずっと側にいて服を引っ張っていた子がいたことでした。
年長の割に順序立てて(岐阜弁で笑)話してくれて立派に育ったもんだ〜と聞きながら成長を感じる反面、人間関係の細かな繊細なところまで見て感じていることにも驚きました。
その相手の子は療育を受けている子でした。
だから、とても伝えることに慎重になり、どう伝えるか悩んでいたところ、4つ上の娘が端的に淡々と伝えてくれました。
小学校になると「なかよし学級」と言うのがあると言うこと
一緒に勉強できない子が通うところ
内容は若干忘れてしまったものの、その姉の答えに弟の息子は
「ふーん、そうなの」と答えていました。
母的には考えるわけです。
「今ので伝わったの?ふーんそうなの?ってどう言うニュアンスで受け取ってるの?え、わかったの?」
こどもの成長を感じつつ、私はなんて声かけたらいいんだーーーと言う葛藤をしていましたが、娘がいてありがたかったなと思いました。
なんでしょうね。
うまく伝えようとすると遠回りしすぎて何伝えたいのかわからない。
はっきり伝えようとすると、それで息子が変に受け取ったら嫌だなと感じてしまう。正解はなんだ!!!と夕食時に考えました。
発達障害と言われる子は特性があるという事でもあります。息子にできること、お姉ちゃんにできないこと、その逆もあり、助け合ったり、こちらが嫌だと伝えたり、目に見えない病気を持つ人もいると言うことなども伝えました。
今後ももっとあるだろうなと思います。
子育てをマニュアル通りにやることは無理でしょう。
できることは、ポロッと話し始めたことに面と向かって話を聞くことだなと改めて思いました。うまく私が伝えられなくても、他の家族が伝えてくれるだろうし、その時みんなで考えればいい。
目を見て、話して温もりを感じられる時間を互いに共有できたらなと思いました。わずかですからね。
伝えるのは、言葉だけではないことは、きっと肌感覚でこどもたちはわかってると思っているので、日々を重ねていきたいと思います。
お読みくださりありがとうございました。