POP VIRUS

※ネタバレ注意

2月17日(日)晴れ

ひとりエッジ、YELLOW VOYAGE、Continuesに続く4回目の星野源ライブ、
「POP VIRUS」に行ってきた。

始まる前にから何となく違和感。
物販の人の人数が今までと全く違う。
いかんせん、星野源のグッズ販売で並んだことがなかった。
なのに、今回は長蛇の列…。
すげぇぜ、星野。すげぇよ、源さん。
アンタ、経済回してるって!!!
そんな気持ちになりながら、並んでみた。

会場に入る。
隣の女の子2人組は、宮野真守について語っている。
目の前には子供連れ。
後ろの女性2人組は、今回のライブツアーについての情報量でマウント取り合っている。
明らかに客層が広がっている、すげぇな星野さん…

すげぇ、と思いながら
もう私が来る場所じゃないのかな、とも思い始めていた。
1人で参戦しちゃうような奴が来る空間ではない、と思った。
まだアリーナに行けてないのに。
なんとなく孤独を感じながらも、ライブが始まる10分前を過ごしてみた。


ライブが始まった。
一曲目。「歌を歌うときは」

星野さん、結婚してください。

星野源の楽曲は年々明るくなっていた。
♪ドドドドドドドドドッド〜ラえもん!
とか言い始めた時は、とうとう狂ったか、と思ったりもした。

殺してやりたい人はいるけれど
君だって同じだろ 嘘つくなよ

とか歌ってた人だよ。そりゃ信じられん。
でも、明るくなってよかった。ええこっちゃ。
でも、反面、星野さんの心の底にある人間の汚さというかそういうところに惹かれた部分もあるから少し寂しかったりもしたのも思い出した。

そういう気持ちをひっくるめて、一曲目にこの曲を持ってきてくれるのは嬉しかった。
ありがとう。やっぱり好きだ。

だから、星野源の前の音楽が好きだった人も安心してライブに行ってほしい。
「アイツ、変わっちまったな…」
で切り捨てないでほしい。変わったけど、変わってない部分もあって、やっぱり楽しかったよ。

あと、星野源のライブといえば
表打ちか裏打ちの拍手かでファンがバラバラになるところが面白い。
きっと星野源の育った環境からは裏打ち曲が多い気がするんだけど、
日本人はやっぱ表打ち!という「ファンVS星野」の関係が面白い。
結果拍手みたいになっている。
これは、この間東京ディズニーシーのBIG BAND BEATでも同じ現象があった。
一人参戦だとこんな楽しみ方もできる。

なんと言っても、「プリン」。
歌ってる時の構造が、何となくSAKEROCKに見えてしまったのは私だけじゃないはず。
「SAYONARA」のMVの一部かと思った。
これも実は嬉しかったポイント。
ただただ、単純に、音楽人が音楽を楽しんでいる感じ。
ファンではなく自分たちの楽しさを追求している感じ。(そういう風に見せている事)
これほど幸せな事はないんだろうな、と。
もっとめちゃくちゃにかき回して欲しかった。

そんなこんなで、これで最後かもと思って参戦し始めた星野源のライブも終わる頃には
「アリーナ行くまで頑張るか…笑」
に変わっていたから星野源ってすげぇ。
大勢の中にいながらも一人になれたから
それが幸せだった。

最後に。
やっぱりニセさん楽しかったし、
何ならニセさんの持ち歌が、いつのまにか一番しっかり歌える曲になっていた。
こんな時に、ナンバーガールの透明少女を弾き語りしてくれたら、喜び狂ってたかもしれない。狂喜乱舞ヨ。胸熱。
ほいで、やっぱり夢の外へは聞きたかった。ファンの拍手の狂い方が異様だから。

以上。

またライブ行きますね。
(※チケット当たったら)
アリーナ行くまで頑張ってみますね。
(※チケット当たったら)

早くDVD売ってくれ〜〜

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