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誰が私をイラストレーターだと決めるのか

今日noteを開始したのに、5記事アップは飛ばしすぎ?
と思いながらも、今回noteを始めるにあたり、
どうしてもこの記事を書いてから前に進みたいと思ったので、
無心で書きなぐっています。

自己紹介はこちらから↓
あっさり読めますので、ご興味ある方は覗いていただければ幸いです。


「自称イラストレーター」って?

noteを始めた現段階での自己紹介は「自称イラストレーター」です。

私、実は現在無職です。定職には就いていません。
いろんな事情で気付いたらこんな感じになっていました。

家事なども一応しているのですが、専業主婦とも言えるのかどうか~~~?って感じです。
そんな私のイラスト遍歴は下記のとおり。

私のイラスト遍歴

  • 子どものころから絵を描くのが好き

  • 学生時代は文集の表紙やポスターを任される

  • 高校在学中にイラストレーターという職業を知る

  • 美大か専門学校に行きたかったが、諦めて私大文系へ進学

  • デザインもイラストも全く関係ない事務職に就職

  • 独学で水彩画・デジタルイラストを制作

  • クラウドワークス・ココナラに登録するも成果出ず

  • 知人の依頼でイラストを描くが、労力と金額が見合わず廃人

  • 職業訓練校でWebデザインを学ぶが何か違う

  • イラストACスタート&初ダウンロード実績 

  • なにか記録を残したいと思ってnote開始 ←現在


おそらく、クラスで一人や二人はいるであろう「特技イラスト」と言ってる女子が大人になった感じです。特段珍しいこともありません。

誰が私をイラストレーターだと決めるのか


先にタイトル回収です。

私が私をイラストレーターだと認めるのは、私自身。

これがこの記事の答えです。

ここまで読んでいただき、なんだ精神論かよと思われた方はごめんなさい。
もう少しだけお付き合いいただけると嬉しいです。

欲しかったのは褒め言葉じゃない?

昔から、イラストを見てくれた人が口々に言ってくれたのは、

「本物のイラストレーターみたい」
「イラストでお金もらえるよ」
「イラストを仕事にしたいと思わないの?」

でした。

いつも本当に本当に嬉しかったし、気遣いも有難かったです。
今も言っていただけるともちろん嬉しい。

でもなぜか空返事していたんです。
「なれるならなりたい」って。

私が欲しかったのは、褒めてもらえる言葉ではなくて、
実際にイラストを買ってもらうという現実だったんですね。

ん-、褒めてもらってるのにワガママなやつだ!

でも、自分に自信がない。売り込む勇気もない。マーケットの選び方も下手。
なれるならなりたい、って。そもそも自分のことだよ?


職業イラストレーターとは

イラストレーターは、医者や弁護士と違い免許が必要な職業ではありません。
美大や専門学校を出ても、イラストや絵に関連した職に就かない方も多くいます。
だからこそ、自称でもイラストレーターにはなれます。

上記の遍歴内、
「知人の依頼でイラストを描くが、労力と金額が見合わず廃人」の箇所が、
思い出せる範囲で初めてイラストをマネタイズできた経験でした。

依頼された時、ものすごく嬉しくて、食う寝るトイレに行く時間も忘れて没頭しました。
その時できる自分の最大限の力を出しました。

が。
がんばってもがんばっても実力も時間も足りない。
この時の依頼は水彩画でしたが、想像以上に疲れてしまったんです。

無事納品後、すっかり廃人になった私に依頼主の知人が、
感謝の言葉のあと、

「イラストを納品してお金もらったんだから、イラストレーターと名乗っていいんだよ」

と言ってくれたことを今も鮮明に覚えています。

実はこの時すでに今回の記事のヒントをもらっていたんですね!

でも私はそれを許さなかった。
褒めてもらえたのに、感謝されたのに、
それを打ち消して否定してしまったのは私自身でした。

当時は、
「こんなに頑張ってもこれしか描けない」
「こんなものじゃイラストレーターと言えない」
と頑なに思っていたんですよね。

今思い出しても悲しいですし、
今なら「なんで否定する方向に努力したんだよーー。」と言えますが、

ぶっちゃけ、この労力で絵を仕事にすることはできない、と感じてしまった瞬間だったんです。

だからいつまでも「イラストレーターになりたい人」だったんだなと思います。

あの頃の私、ごめんよ。
あなたすごいのよ。ほんとよくがんばった。


私が私をイラストレーターにしてあげる

そんな捻くれてた私にとって、ストックイラストで
「あれ?私の絵、選んでもらえてる」という体験は、
まさに青天の霹靂。
こんなに簡単に?買ってもらえるの?が最初の感想でした。

前の記事にも書いた通り、
私は現在イラストACというサイトで、絵を販売しています。

そして、
自分の絵が求められたことが目に見えて分かる喜びを体感しています。
しかも登録したら置いておくだけ。
これ本っっ当にすごい。

イラストACを始めた時のnote↓

どこかの誰かが私の絵を見つけて
1点でも「いいな、欲しいな」
と思ってくれていることが心底嬉しいのです。

自分って結構単純だったんだなーと思います。


何円の収入を得たら?
どれだけ依頼が来たら?
「イラストレーター」だと言えるのか。

1円でも、100円でも、1万円でも、100万円でも。
1枚でも、100枚でも。
依頼が来ても来なくても。

たぶん自分が認めた瞬間からイラストレーターになれたんだな。と。
あの時知人が言ってくれた言葉の意味がやっと分かってきました。

「私が私をイラストレーターにしてあげる」ということであり、
それを叶えてくれたのが、「イラストAC」という環境だったのです。
冒頭で書いた「実際にイラストを買ってもらうという現実」を体験させてあげられています。

そして、
今までかなり厳しい目で自分を測っていたことに気が付かされました。
自分に許可を出すのは自分しかいないんですね。



もしかしたら、
来月には「これじゃお金にならないよー」と言って、この感動が薄れてしまうかもしれません。
だとしても、
ごく小さな実績ですが、今の私にはかけがえのない宝物です。

正直、
ストックイラストをスタートしたのは、
コンペで採用されなかったイラストたちに、日の目を浴びさせてあげたい!
というのが主な理由なので、想定外の副産物をいただいています。ホクホク

実際の経過はこちらから↓


私は「自称イラストレーター」です。

ということでプロフィールは「自称イラストレーター」にしました。

プロの方や美術を専門に学ばれた方からしたら、
「なめんなよ」と思われるかもしれませんが。
いやほんとスミマセン。
決してプロの方を甘く見ているとかではなく、あくまで私の心持の変化を描き残したかったんです。

いや、結局無職じゃん。
というツッコミが出そうですが。
このnoteはゆるくがモットーなので、今は聞かざるです。
(ちゃんと公的な職業欄とかは無職って書いてますので大目に見てください)

まだ「イラストレーターです」という勇気は芽生えてないので、
自称を外せる時を目指してゆるゆる頑張ります。


これからの私

今までずーっと「どうしたら自分のイラストが求められるのか」を重く考えていたので、
ストックイラストについてはそういう風は考えてません笑

ダウンロード数は自分ではコントロールできるわけではないので、
自分ができることからスモールステップで進めます。
求められるイラストのマーケットを調査したり、
登録点数100点を目指したり、とかですかね。


感謝の言葉

長文お読みいただきありがとうございます。とてもとても光栄です。

イラストAC プロフィールページはこちら。
ぜひ覗いてダウンロードしていただけたら嬉しいです。泣いて喜びます。

あと、
この文章を書きながら、
そういえば文章書くのも好きだったな。と思い出しました。

なんかnoteに面白い文章を書くイラストレーターがいるぞ。
みたいに覚えてもらえたら嬉しいです。

欲張りかしら。
いやいや、どうせなら欲張りにいこう。


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haru-ハル‐|イラストレーター
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