私のIDはカンナム美人

実は韓国ドラマを見始めた頃、このドラマを見ようとしました。
しかし、なんか…何となく2話位で離脱しました…
でも割と好評なドラマだと知り、もう一度Try!


私のIDはカンナム美人

チャ・ウヌさん演じるト・ギョンソクは、韓国大学化学科1年。
国会議員の父を持つ、学校一のイケメン学生。
頭も良く、女性たちから注目の的。

イム・スヒャンさん演じるカン・ミレは、生まれた時から容姿に恵まれず虐められていて、大学入学を機に整形。
生まれ変わって大学生活を送ろうと決意する。


ストーリーは……

幼い頃から容姿のことでいじめを受けていたミレは、せめて普通の人のように生きたいと大学入学を機に美容整形を決意。
生まれ変わった姿で大学の化学科に入学するが、中学の同級生だったギョンソクと再会してしまう。
周囲に昔の顔が知られるのを恐れたミレは、ギョンソクに秘密にしてほしいと頼む。
一方、ギョンソクは友人ユジンのバーを手伝いに行くが、そこでかつて自分を捨てた母親ヘソンとミレが一緒にいるところに出くわす。
ミレのおかげで両親が離婚した本当の理由を知り、ヘソンとの誤解が解けたギョンソク。
そして、これをきっかけにミレとギョンソクの距離は急接近。
そんな中、ミレの家の近くに化学科の助手ウヨンが引っ越してくる。
ミレに好意を寄せるウヨンに、ライバル心を燃やすギョンソクだが…。


カンナム美人の意味、このドラマ見るまで知らなかった…
このドラマを1度離脱したから、ちゃんと見るまでこのタイトルの意味を知らずにいた。
このドラマを再度トライしたからこそ、カンナム美人の意味を知ったわ。

とにかく…チャ・ウヌくんの顔が綺麗すぎて、何してもキレイすぎて…
スマホ持つ姿も、座ってる姿も、バスに乗ってる姿も…芸術的。
ロウンくんと同じくらい、美しさを感じる。


容姿に恵まれず嫌な記憶ばかりで自己肯定感の低い女の子が、意を決して整形し新しい人生を歩もうとしたけど、やっぱり過去の嫌な記憶が。
どうしても人の話題の的になるのも目立つのも苦手で、平凡に生きたいと願うだけ。

ストーリーは至ってシンプル。
整形した女の子が、かつての自分を知る同級生と整形後に大学で同じ学科の生徒として出会い、キャンパスライフを送るなか、親友や学科の同級生たちと色んな事を経験し、恋愛や友情を……というストーリー。

ですが、初っ端から変な先輩に好かれたり、校内一の美女と知り合ったり、優しく面倒見のいい先輩たちと知り合ったりする主人公ミレ。
そんな彼女には昔から容姿が原因で虐められ、ずっと辛い思いをしてきた過去があって…

そして、整形前のミレと同じ中学だった校内一のイケメンギョンソクとの再会により、ミレは変化していき…
そのギョンソクにも、あまり人には言いたくない家庭環境があり…

そんな2人の心境や、周りの登場人物たちの心境も凄く繊細に描かれた作品でした。
学生たちそれぞれに共感出来たり、応援したくなる作品でした。





ここからネタバレ……





韓国ドラマを見始めて、約1年半。
初めの頃は何を見ていいかわからず、ネットで作品の評価などを見てはそれぞれのドラマに突入してました。
そしてこれもレビューは良かったので、韓国ドラマデビューした頃に見始めて、2話くらいで離脱。
最初のチャンウ先輩のストーカー的に付きまとうシーンで、気持ち悪くなり(怖さを感じ)即離脱しました。
思ってた感じのドラマとは違う…と。

しかし1年という時を経て、再びこのドラマに。
理由は、やっぱりレビューが好評なのと、あとは韓国ドラマを沢山見て来て、韓国ドラマに慣れた…というのが正解かも。
例えば役者さん自体も、たくさんの方を見てきたし、有名なメインな人やバイプレイヤー的な人も見てきたし、見始めの頃よりはストーリーの起承転結も文化も習慣も分かるようになったし。
すっかり作品に入り込めるくらいになりました。なので、再びトライしました。

このドラマではそれぞれのキャラに共感は出来ても、泣いてしまう事はなかったのですが、ただミレの父親や母親のそれぞれの娘を思う気持ちには泣けました。
父親の、どんなに恵まれない容姿でも娘は可愛いから、整形なんてしないで欲しいと思う気持ち。
母親の、娘がこれから生きやすくするためなら、整形してでも明るく楽しい未来を歩んで欲しいと思う気持ち。
どちらも親の気持ちだから、どちらも分かるんです。
父親が寂しそうに、昔の娘の顔とちゃんとお別れしたかったという言葉に対し、母親がごめんなさいと謝るシーンは、結構きました。
そうだよね、何も知らされずいきなり知らない顔になってる娘をハイって受け入れるなんて、親としてはなかなかできないと思う。
でも母親もこの子がこの先辛い人生を歩むなら、顔を変えてでも幸せになって欲しいと願っただろうし。
美容大国の韓国でも、やはり整形をあまり肯定的に思えない人もいるのね。
韓国では日本よりは整形は当たり前なんだと思ってた。

でも、ウヨン先輩…いい人すぎる。
一目惚れしかダメという感じはアレだけど…
基本優しくて面倒見良くて、立派な先輩よね。
この間の「ボクスが帰ってきた」では、なかなか凄いキャラを演じてたドンヨンさんだけど、こういういい人キャラも同じ2018年に演じてると思うと、振り幅w

そして、スア!!
サークルでは無いけど、なかなかなサークルクラッシャー的な役。
後半に入り徐々に本性を現しだし、さらに終盤ではわかりやすい…
彼女は彼女で、ミレと違う負の思い出と戦いながら生きてきたんだろうけど、ミレに対してジワジワと怖すぎ。
計算高くて本当の親友もいなくて、最後まで面倒見てきたウンがいた事に感謝だよね。

最後までブレてないチャンウ先輩も…なかなかでしたけど。

そしてギョンソクのお母さん、本当に綺麗。
性格も男前なのに、綺麗で逞しくて、美しい。

そしてこれ、ずっと1年生の話だから、凄い。
まだ大学1年なのに、中身濃いよねw
なかなか短期間のストーリーなのに、なかなか濃すぎるキャンパスライフw
この先どんな展開が4年までにあったのだろうか…ある意味心配だよ。
ちなみに、続編は無いようですよ。

気になること。
個人的には、親友のヒョンジョンのラップは…どうなったん?

そして、今回の推しキャラ…
そうねぇ…特に推しキャラは…いなかった!
あたしの中の「推しキャラ」は、メインの人達を上回るほど応援したくなったり、とにかくこのキャラが好き!という役の人の事なのですが(例外もあるけど)…
今回は特に…かな?
でも推しキャラとまではいかないけど、好きな2人は、ウヨンとギョンソクが二人でいる時の空気感。
あれは、好きw
年上で色んな経験をしてきたウヨンが、家を出てウヨンとルームシェアすることにより、生まれた関係性。
あの家での二人の関係は、兄弟みたいで…
先輩面じゃなく、ちゃんとした気持ちでギョンソクを心配したりアドバイスしたりするのに対し、年下だからかちょっと生意気に対抗心で正論で言い返したり…(可愛くない後輩w)
その二人の感じが、憎めないギョンソクとほんの少しお兄さんぶってるウヨンの感じが、可愛い。
ブロマンスというのとは若干違うかもだけどw
終盤のこの二人を見てると、何となくいい関係性になったなぁと思えました。

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