シークレットファミリー

韓国ドラマ見始めて…3年弱！！
とうとう300タイトル目です。
そして節目節目には必ず大好きな役者さんのチャン・ヒョクさんを見るという…個人的な決め事。
そもそもディズニープラスに加入したのも、チャン・ヒョクさんのこのドラマが見られるというのとキムサブ3が見られるというこのふたつの理由から加入決意したくらいですからw

シークレットファミリー

チャン・ヒョクさん演じるクォン・ドフンは、家では妻のユラに尻に敷かれる貿易商社の課長。
それは表向きで、実は国家情報院のエリートスパイ。

チャン・ナラさん演じるカン・ユラは、ドフンの妻でカフェを経営。
良妻賢母だが、実は人には言えない秘密を抱えている。

ストーリーは……

妻と娘に果てしなく優しい夫ドフンだが、オ部長の突然の業務指示せいで家族サービスやら家族でのイベント事に遅れたり参加出来ないことに妻のユラは怒りを募らせていた。
ドフンは実は国家情報院のブラック要員で、家族に内緒で貿易商社の課長として任務を遂行する二重生活を続けていた。
2人は穏やかな日々を過ごしていたが、ある日突然ユラの過去を知る人物が訪れ、2人の日常が揺らぎ始める。

すっごい楽しみにしていたこの作品。
前半と後半で、なんかめちゃくちゃドラマのテーマが変わってしまいます。
前半は、おバカなホームドラマ的なホームコメディっぽい雰囲気と、ドフンのブラック要員としての裏の顔がチラホラと見えてきて、まだ楽しく見られます。
しかし、後半はストーリーというかユラの過去も影響してきて、見ている作品が変わったかのように笑える要素が激減してきます。
まぁちょいちょい笑えるんですけど、前半の勢いは無くなります。
そして、最後も…正直微妙なエンディングでした。
ネタバレとかじゃなく、スッキリしない終わり方。
ん？結局？みたいな。
楽しみに1年近くとっておいた作品なんですが、個人的には残念な感じでした。
(ストーリー展開に少し…)
まぁ、大好きなチャン・ヒョクさんを見られると思うと、楽しめるかなぁ…という感じでした。

ここからネタバレ……

これはただただチャン・ヒョクさんを見て喜ぶ…愛でるドラマでした。
ストーリーは最初はほんと面白くて、家族の馬鹿らしいやり取りがありえない。
だいたい嫁が妊娠してるのに何故ニート…の弟。
凄いおじいちゃんなのに、まだまだ恋愛真っ盛り。
…もはやおかしいw
そしてドフンとユラの子供は、口達者すぎて…。
そんな凄い家族なのに、ドフンの仕事に一度も疑いもなかったのが不思議。
ユラもできた嫁すぎて、隙がなく…

最初は楽しく見てたのですが、ユラの過去とオ部長の過去の繋がりを知って、その辺からもう悲しいやらなんかモヤモヤしてきて。
かつて国で作った秘密組織の訓練を受けさせて、子供の精神を思い通りにしていた…その被害者の子供達。
なんかもう昨日まで共に居た子達は次の日には1人ずつ減ってしまう訓練とか、お互いを殺しあったり…
国が育てあげた暗殺者要員…
ドフンとは違った組織。
その後タイの養父母立ちに育てられ、育ったユラも…養父母たちを殺されてしまい…
もう切なすぎて切ない。
あれは見ていて泣けたしやりきれない気持ちになる。
もう後半は違うドラマだよね。

テグは腕利きの暗殺者なのに、何故かミンソには弱くて…いつもやられっぱなしで調子狂わせられてて…
ミンソといる時に、テグが黄色いワンピース着た小さい女の子と芝生の上にいるシーンとか、もしかしたら自分にもこんな幸せがあったのかもしれない…という妄想かと思ってたら…
最後にわかるんだよ。
テグにも同じくらいの子供がいて、亡くなってしまったんだよ。
それは組織にやられたのか、他の理由なのか分からないけど。
ミンソをみて思い出してたんだろうな…自分の子供を。
初め子供は苦手なのかと思ったら、テグにも色んな過去があったのね。
そして、テグ…最後に撃たれてしまった。
私はなんだかんだでテグは、黙ってるのにコメディ感あるから割りと好きなキャラだったのに。
だから、ちょっと悲しかったなぁ。

そして、ドフン…国家情報院を辞めたのに、オ部長に呼び戻されたり…
なんか色々中途半端な感じでモヤモヤしてる。
国が絡んで黒幕を倒すことは出来なかったし、家族を守れれば…と志半ば感あるし。
白黒は付けなかったけど、家族は守った…という？
なんかストーリーとしては、モヤモヤ感が残る終わり方でした。
なので、ただただ大好きなチャン・ヒョクさんを約12時間(全話)見られるというだけ…の幸せな時間ということでw

で、…弟の墓地の土地代の借金？はどうなったん？w