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医師 ヨハン
ひっさびさのチソンさん。
相変わらず美しいお顔されてる……
チソンさんは、キルミーヒールミー以来かしら?
医師 ヨハン
チソンさん演じるチャ・ヨハンは、殺人罪に問われて服役し、出所後にハンセ病院のペインクリニック科教授になる。
患者の苦痛を取り除くことを最優先に考えている。
イ・セヨンさん演じるカン・シヨンは、レジデント2年目。
ある出来事をきっかけに病院を去ったが、ヨハンに出会った事により、再び医師として歩み出す。
ストーリーは……
事故に遭った父を救えなかったことで医師としての自信を失ったカン・シヨンは、韓国を離れようとしていた。
そんな時、知人の頼みで矯正医官としてバイトすることになったシヨンは、そこで囚人服を着たチャ・ヨハンと出会う。
医師だったヨハンは3年前に患者を安楽死させた罪で服役していたのだった。
医師として天才的な腕を持つヨハンの指示によって患者を救ったシヨンは、再び医師の道を歩むことを決意する。
ハンセ病院のペインクリニック科のレジデントとして復帰したシヨンは、出所後に教授として白衣をまとったヨハンとの再会を果たす。
2人がさまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事のソン・ソッキが現れる。
1話目からもうヨハンには何かある感しかない演出で、もうワクワクが止まらないw
穏やかな1話だと、この先どうなん?面白い?的な感じになりますが、もう1話目から何やら起こるというかもうキャラ強なヨハンに、何かあるという確信しかないw
シヨンがたまたまこの刑務所の医務のバイトに来たことにより、受刑者ヨハンと出会い……医師としてまた1歩を踏み出すことになるのですが……
これがまた面白いw
ヨハンは殺人の罪で刑務所にいる訳なんですが、どんな殺人だったのか……
それも物語のテーマのひとつです。
全体通してコメディ感は控えめなんですが、最後まで楽しく見ることが出来ました。
色んな患者がペインクリニックに来るわけなんですが、医師たちはどんな風にして患者の痛みの原因を特定し治療まで持っていくのか……
そして、ヨハンとシヨンは師弟のままなのか恋に発展できるのか……というのもひとつの楽しみではあります。
ある出来事により確執が生まれた姉妹と家族の関係も、どうなるのか……
色々見所はあります。
ヨハンの隠してきた秘密とは……というのも、後に明かされドラマを見ていく中での見どころかも。
後半はかなりヨハンとシヨンの関係が、色んな意味で面白くなるはず。
トータルして、患者さんと向き合うシーンでは結構泣けました。
患者にしか分からない苦痛が大きなテーマでもあるので、結構泣けましたね。
安楽死とか尊厳死とか、大きすぎるテーマ故にとても色んな意見があります。
今の自分には無関係かもしれないけど、ドラマを見て何を思うか……見る側それぞれですね。
ここからネタバレ……
本のタイトルとしては聞いたことあった「神の手」が原作のこのドラマ。
実は日本でもドラマ化されていたそうですが、見てないんですよね……
「彼女はキレイだったが」もそうですが、日本のドラマをもう何年もちゃんと見てないので、韓国ドラマをみて「おー、日本でドラマ化してたんだー」という反応を示してしまう今日この頃w
(実は韓国版を見てから、彼女はキレイだったの日本版も見ましたw)
ドラマの1話目からクセ強め変キャラなヨハンかと思わせて……実はめっちゃ頭のキレる天才医師やん!!
しかも10秒見るだけで、患者をスキャン出来るという……もうなんなんそれw
ついたあだ名が、10秒ドクターでしたっけ?
でもホント……病名を診断するまで、すごいんですよ。
彼の頭の情報の凄さ!
原因不明の病気も、症状や検査データだけでバシッと診断してしまうという……
それまでが、ものすごい脳みそフルに稼働させて、自分の知ってるデータを絞り出して、それまで色んな医師たちが診ても診断出来なかった病名を、ズバっと言い当てて治療へと導く。
でも実は彼自身は先天性の無痛症……
痛みも熱さも感じなくて、毎日が危険と隣り合わせで。
孤独に生きてきた医師。
自分の健康管理はもちろん、全てにおいて少しの出来事が彼においては危険要因でしかなくて。
痛みを感じない=自身の病気や異変にも気づけないという。
そして、ここに登場する患者たちもなかなかすごい人ばかり。
確率的にかなりの割合でしかならない病気の受刑者や、治療を拒む格闘家、ヨハンと同じ無痛病の高校生。
ウイルスを持ち込んだと疑われる神父、鼻に腫瘍が出来てしまって余命わずかの女優など……
全ての命は救えなくても、ヨハンの信念で苦痛を取り除く治療をするため、原因を特定し緩和する若しくは完治させる。
泣けたのは女優リへと息子の話や、高校生ギソクの話でしたね。
息子が生命維持のための人工呼吸器のスイッチを、子供ながらに母のために止めてしまうということがありヨハンが疑われたけど、真相が明かされ……
息子に会いたい母親と母に会いたい息子……切ねぇ。
そして、ヨハンと同じ病気のギソク。
生きる希望をヨハンのおかげで見出したのに、まさかの出来事でギソクは……
一度は退院して、あんなことがなければまだ生きれたかもしれないのに……
最後まで心マしてるヨハンを見て、めっちゃ泣けてしまった。
あのシーンは色んな意味があるから、ただギソクが亡くなってしまったというよりヨハン自身の今後の事でもあるから、余計泣けた。
だから、ヨハンとシヨンのその後の会話で、シヨンを突き放す言葉を投げたヨハンとのシーンで、また泣けてしまった。
ヨハンもまた死と隣合わせであり、恐怖があるから。
これからも大切な人の傍に居られないかもしれないし、自分だけを見ていてくれるシヨンをいつか1人にしてしまうかもしれない……とかね。
なんか色んな含みのある回で、泣けたなぁ。
そして、シヨンたちのお父さんの生命維持をやめて、臓器提供するとなった時のシーンも、泣けた。
あれは……シヨンにとっても、辛い過去があってあの場所にいて。
あの事故はどうしたって助けられないから、仕方ないんだけど、それだけでは当人は片付けられないし。
妻である科長も妹もシヨン本人も、辛い別れだったろうと……思い切り感情移入してしまった。
まぁ、……簡単に言うと号泣でした。
そして、ソッキとウンジョンの繋がりも2人とも被害者の親ということで、辛い過去があり……ヨハンを恨みたくなる理由もあって。
でも、1番悪いのは犯人なんだけどな!
でも誰かを恨まずにはいられなかった……のも分かる。
最後まで割と倍速で見てましたが、30分~40分の32話です。
少し長いかなぁーと思いましたが、チビチビ見るにはいいかもです。
とにかくチソンさんが、カッコよかった。
そして、ヨハンもシヨンもいい家に住んでるなぁ……
さすが医者だなぁ……と思いながら見てました。
まぁシヨンに関しては、親がお金持ちなので仕方ないかw
ところで!
ユジュン役のファンヒさん、九尾狐伝のあの獣医さん!
ヨンと師弟関係の!!
あー、他のドラマで見たこと無かったから、なんか嬉しかったなぁ。