映画鑑賞〜42、世界を変えた男〜
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『42〜世界を変えた男〜」
今から80年くらい前の実話
黒人初のメジャーリーガーの差別と闘いながらも野球史を変えていく物語
私は野球が大好きで、ちょうどWBCもおこなわれるタイミングなので視聴。
まずはこの話が、それほど昔の出来事ではないと言うことに驚く。アメリカを代表するベースボールは白人のものという社会。社会そのものが白人のものと言うべきなのでしょうね。
当時と比べれば、今は変わってきたのかもしれませんが、それでもイチロー選手が記録を打ち立てた時にも差別的な話しは話題になりましたよね。
なので、ジャッキー・ロビンソンが踏み出した一歩は、私が思っているよりも遥かに絶望的な先の見えない一歩であり、とてつもなく偉大な一歩であると感じました。
そして、彼を支えた会長や同僚の純粋に野球選手としてのジャッキー・ロビンソンの能力を認めることのできた人間性に心が打たれました。
得てして、サクセスストーリーは成功者の光だけに目がいきがちですが、共に歩んだ者の強さにこそ私は心を奪われます。
この映画を見ただけで「差別はよくない、悪いものだと」などと軽く言うつもりはないです。
ただ、1人の人間が歩み出すことを
悪意をもって邪魔をすることのない社会であって欲しいと望みます。