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アクセシビリティってなに?私には関係ないって思ってない?!

デジタル化が進み便利になる中でも障害者にとっては使いにくいところが多くある。
その使いにくさを解消してくれるのがアクセシビリティだ。

アクセシビリティってなんだろう?

英語で「利用のしやすさ、便利であること」などの意味があり一般的に「利用者がサービスや機器をどんな人でも使えるよう出来る状態の事」を言う。
視覚障害や身体障害があってもネットサービス・ソフトウェアが利用可能な状態な事を意味する。
例えば、マウスの使用が困難な場合にキーボードや音声認識機能のみで使えるようにしたり、視力や視覚に障害がある方が操作するために画面上の文字を読み上げ機能などの事をアクセシビリティ機能と言う。

私は1月からSmartHRで誰でもどんな方でも使えるアクセシビリティの高い製品を目指して開発するために、身体障害当事者のアクセシビリティテスターとして使いにくいところがないかなどテストをするお仕事をしている。
私の障害についてはこちらのnoteを読んでみて欲しい。

アクセシビリティってなんだろう?って思う方もいるかと思うがみなさんも知らず知らずの内に使っているアクセシビリティもあるのだ!
お仕事ではSmartHR製品のアクセシビリティのテストをしているが、今回は私が普段生活している中で使っているアクセシビリティをご紹介したいと思う。

iPhone


私は、基本iPhoneで出来る事はiPhoneでやっている。
PCで文字を打ったりするよりもiPhoneで打った方が早いし楽なので出来る事はiPhoneで行っている。
そのままだと持ちづらくiPhone落としてしまうので、ケースにスマホリングを付けて持っている。
住所など入力に手間がかかるものは辞書に登録して簡略化している。

入力は本体内蔵キーボードではなく、外部キーボードアプリのflickというものを使っている。細かく様々な設定が出来るので手が不自由な私にはありがたいキーボードです。内蔵キーボードではキーボードの高さやフリック感度などまでは設定出来ないのですが、flickは設定出来る優れものだ。

さらに、本体キーボードよりも変換文字サイズが大きく出来るため押しやすく、キーボードの他機能も私には使いやすい。左右の矢印キーがあり入力中の文章のいきたい所へカーソルを持っていける。内蔵のキーボードだと画面を長押ししてカーソルを動かさないといけないためやりにくい。

アクセシビリティ機能のAssistiveTouchを使い音量の上げ下げやウォレット機能・スクショなど本体サイドボタンで出来る機能を使うのが苦手なためAssistiveTouchで行ってます。AssistiveTouchをダブルタップでスクショを撮れるようにしているので知らぬ間に触ってしまっているようで身に覚えの無いスクショがたまにカメラフォルダに保存されているのが難点だ。

支払い時にお財布から小銭を出したりしまったりするのが凄く時間がかかってしまうから、使えるお店は全てQRコード決済もしくはQUICPayでしています。そのため現金をあまり持ち歩いていないため、現金しか使えないお店は足りるか焦りだす。

玄関の鍵にSADIOT LOCK2 というスマートキーを付けていて、アプリ設定でオートロック・ハンズフリー解錠に設定している。
なのでiPhoneしか持たずに近所のスーパーまで行く事も多いのでiPhoneが壊れると何も出来なくなってしまうのだ。

アレクサ


ネイチャーリモというスマートホームと合わせて使っている。
電気のオンオフ、テレビのオンオフなどリモコンがあるものはiPhoneのアプリに登録してiPhoneで操作できたり、アレクサを通して音声操作している。
言葉がたまにどもってしまったり詰まってしまう事もあるのでアレクサに「ちょっと何を言っているかわかりません」と言われる事あり悲しい気持ちになる…

iPad Air


iPadにもflickというキーボードアプリを入れて使っている。
iPadでは主にドキュメントやスプレッドシートなどの資料を見たり、Slackを見たりなどのサブディスプレイ的な役割で使ってる。
文字を入力する時はiPhoneの方が打ちやすいので使い分けをしています。文字入力のスピードとしても、iPhone、iPad、PCの順番で早い。

PC(普段Windows、SmartHR仕事時は支給Macを使用)


無線タイプの親指トラックボールマウスをしている。
普通のマウスを動かすのがしんどいので親指トラックボールマウスだとその場から動かす事がないので負担が少ないので使用している。
エレコム マウス ワイヤレス (レシーバー付属) トラックボール 6ボタン ブラック M-XT3DRBK を使っている。
実際に家電量販店に行きいろんなタイプのマウスやトラックボールマウスを触ってみて握りやすいのがこれだった。トラックボールマウスでも形状によって握りやすさが変わるのでどれでも使えるわけではないから使いやすいものを探すのが大変だ。
Mac、Windowsともにマウスカーソルスピードの変更しています。早すぎるとカーソルを合わせられなくなるのでちょっとだけ遅くしている。
Windowsではダブルクリックが苦手なのでシングルクリックで済むように設定している。
キーボードは特に変えていないが、置くスペースがあれば使いやすいものに変えたいなとは思っている。入力をPCではあまりしないのでそこまで困っていない。

ここまでが私の使用しているアクセシビリティとPC周りの使いやすくした使用例だ。
みなさんも私と同じ機能を使っている方もいるのではないだろうか。
アクセシビリティは身近なものなのです。障害の有る無しに関わらずみんなが使いやすくするためのアクセシビリティなのだ。

サポートしていただけたら嬉しいです😭コロナが明けたらディズニーランドに行きたいです。よろしくお願いします🙇🏻‍♀️使い道はnoteで紹介させていただきます。