恋心というワインが溢れ溢れる
キッパリフラれたのに。
あなたからの言葉が突然スマホに届く。
それを開いた瞬間、
グラスワインがこけてテーブルにワインの染みが広がるように恋心が溢れ広がる。
こんな事ならどうしたら振り向いてもらえるのか。
どんなに格好悪くてもあの時この時に聞けば良かった。
スマホの画面をぼんやり見つめながら思った。
あの声でいつも励ましてくれた
あの手に触りたかった
あの瞼へ優しくキスをしたかった
恋人という彼女として。
独占欲に溺れて告白をするタイミングを完全に間違った
気づいた時には遅かった、あなたは遠い場所にいってしまった
そんなあなたからの言葉が届いた時、恋心が溢れないわけがない
赤ワインという恋心が溢れ落ちテーブルに染みが広がったとき
とことん悔いて、もう振り向いてはいけない。
あなたはもういないのだからと泣いて、慟哭な一人の夜を越えた
生涯で最後の男性への恋心となる備忘録。
※追記、これ去年の話です
note彼女も読むんですけどね
今現在は彼女が大好きです
妬いて泣かれたので補足します
今現在は彼女に惚れてます(2回目)
誰かに惚れて、違う誰かと付き合うという両者に失礼なこと私しない。