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GOのPdMがPjMにインタビューしてみた Vol.3
はじめに
こんにちは、GO株式会社(以下GO)にてPdMとして働いているharu56です。
前回に引き続き個人インタビュー企画の第三弾をお届けしたいのですが、今回はPjM編です!
GOではPdM部の中にPjMグループが存在し、PdMとPjMの役割を分けてプロジェクトを進行しています。
その中でもPMPを保有し、非常に多くの案件を担当いただいているメンバーにインタビューさせていただきました。
(お忙しいなか、ありがとうございました!!!!!)
インタビュイー:masurinさん
── 現在のメインの業務をおしてえください
タクシーアプリ『GO』に関する事業について、プロジェクトのプランニングとスケジュール管理を行っています。
PdMが定義した仕様について、開発チームや品質管理チームと協業しながらデリバリーまで繋げるのが主な業務となります。
プロジェクトの規模は様々で、小規模なもので5-6人、大規模なものでは数十人が関わることもあります。
※『GO』の詳細はこちら
── GOでPjMチームが独立して存在しているのはなぜでしょうか?
『GO』のサービスは、一般ユーザが使うアプリ、タクシー事業者の乗務員の方が使うアプリ、タクシー事業者の職員が利用するバックオフィス向けの管理画面、決済や支払の基盤など、非常に多岐にわたるプロダクトから構成されています。
そのため、プロダクト間の調整をしながら計画を組み上げるところが特に難しいポイントです。
また、複数の案件が同時並行で進行しているため、案件間の調整も重要になります。この複雑さに対応するために、PdMとPjMを分業しています。
── GOでPjMになるまでの職種経歴をお聞きしたいです
新卒で独立系のSIerに入社して、サーバーサイドエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
受注案件の開発やお客様先に常駐しての業務も経験しながら、エンジニアからプロジェクトリーダー、そしてプロジェクトマネージャとしてのキャリアを積みました。
その後、ユーザ系のSIerでのPjMを経験し、2019年に「タスク管理を担当する人がいなくてカオスな状態を改善してほしい」という依頼を受け、ジョインしました。
── Slerでずっと勤務されていたとのことですが、そこから事業会社であるGOに入社するきっかけなどはあったのでしょうか?
SIer時代には「頼まれたものを頼まれた納期まで作る」ことが大事な仕事だったため、「本当に世の中に必要なものを作っているのだろうか?」という疑問が少なからずありました。
事業会社であれば本当に必要なものを考え、世によりよいものを提供できるのでは?という点を魅力的に感じ入社に至りました。
── GO内ではどのようなプロジェクトを担当されてきたのでしょうか?
入社当初はタクシー事業者向け管理画面のシステム要件定義やタスク管理を担当していました。
統合後の2020年12月に「もっと広い範囲でPjMとしてのスキルを発揮したほうが良い」というお話があり、GO事業全体のプロジェクトマネジメントを担当する部署にアサインされ、現在に至ります。
その後は、『GO BUSINESS』、『GO PREMIUM』など新しいサービスの立ち上げにも関わってきました。
どのプロジェクトを担当するかは組織として任命される場合も多いですが、現場メンバーから入ってほしいと頼まれたり、各メンバーの状況を見つつPjMチーム間で割り振りをするケースがあります。
── 私も何度か助けてください~と案件に入ってもらうお願いをしたことがあります、いつもありがとうございます
PjMにプロジェクトに入っていただくことで要件定義に集中できたりスムーズに進むことが多いと感じていますが、PjMとして大事にされていることはなんでしょうか?
しなやかにやっていきたい、と思っています。
なにかにこだわり過ぎたり、硬直せずに、思考停止せずに臨機応変に動きたいと思っています。
── 「しなやかに」ですね!masurinさんをみていると確かにと思う点が多々あります。そのために心掛けていることなどありますか?
はい、いくつか大切にしていることがあります。
「尊敬と思いやりをもって相手に接すること」
プロジェクトに関与する全ての人々の立場を尊重し、相手の意見や視点を大切にしています。これには透明性のある情報共有が重要で、信頼を築く基盤となると思っています。
「準備を怠らないこと」
効率的で効果的なミーティングや作業を行うために、事前にアジェンダや資料をしっかりと準備します。これにより相手の時間を尊重し、有益なディスカッションが可能になります。
「問題の早期発見と解決」
課題やリスクを早期に発見し、積極的に対応し解決することを心がけています。そして、問題が発生しないように予防措置を重視しています。
「一人で悩まない」
個人的には人見知りする部分がありますが、それがPjMとしての業務に影響しないように努めています。
その上でPjMとして譲れない部分はやはりデリバリーの部分です。
ただ、PdMが譲れないと思っている部分を加味した上でスケジュールを全体で調整することを意識しています。
── PjMにはスケジュールのプレッシャーや各メンバーからの様々な意見がある中で調整をしていくというメンタル的に負荷がかかる場面があると思っているのですが、その点で意識していることはありますか?
どんなに難しい状況でも「前向きに取り組む姿勢」を保持するよう心掛けています。
その「前向きに取り組む姿勢」を維持するため、長く悩まないように心掛けていて、ちょっとした切り替えや息抜きを何パターンか用意しています。(ちょっといいお惣菜を買う!や運動する!など)
時には考え続けるのではなく、適度に切り替えつつ業務に向き合うようにしています。
── masurinさんがいつも明るく仕事されているのはそんな心掛けがあったのですね
関連する部分もあるかもしれないのですが、GOでPjMとして働く喜びと苦労を教えてください
喜びは世の中を良くしていくことに直接つながる仕事であることです。
また、優秀なPdMやエンジニアたちと一緒に働くことで、多くの刺激や新しい発見があり、常に成長を促される環境が魅力的だと感じています。
苦労は情報のキャッチアップが難しいことと、案件の理解が浅くなることです。
スピード感高く開発を進めていることが多く、状況の変化が非常に激しいため、目を離すと最新の情報に追いつくのに時間がかかることがあります。
SIer時代には1~2件のプロジェクトを同時に担当していましたが、現在は10件ほどの多数のプロジェクトを同時に担当することもあるため、仕様の詳細まで理解するのが時には困難になります。
GOはリモートワークがメインでSlackに情報が集約されることが多いため、Slackのまとめ機能を使ったりして情報をインプットしたり、案件によってかかわる深度の濃淡つけることで対策しています。
── 最後に今後のキャリアについて考えていることがあれば教えてください
誰かのアシストをして世の中を変えていくPjMの仕事をこれからも続けていきていと思っています。
「増田さんにPjMをお願いしたい」「お願いしたら安心」「頼んで良かった」と信頼されるPjMとして、常にチームやプロジェクトに価値を提供し、組織全体の成功に貢献できるようにできればと思っています。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
GOのプロジェクトを支えてくれているPjMメンバーの思いをお聞きできて非常に勉強になりました。いつも本当にありがとうございます・・・!
GOには様々なバックグラウンドを持ったメンバーが様々な職種で活躍しています。
PjM組織がありPdMとして要件定義に集中できるのも大きな魅力だと感じています。
Vol4では業務委託からGOにJOINいただいたメンバーにお話を伺えればと思います。ぜひお楽しみに!
現在、GOではプロダクトマネージャーとして一緒に働く仲間を募集中です。
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