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ケガと心のダメージは年を取ると治りにくくなるみたい


ケガというものはどれほど気を付けていても突然やってくるもので
まあ今回は気を付けていなかったから起こったのだけど
とにかく突然やってきて
心身をむしばむ。
それが自分の身に起こったことじゃなくても。
いやむしろ、自分に起こったことじゃないからこそ
心身をむしばむのかもしれない。

痛みも手術も自分が代わってあげたい。
しかし、それはできない。
結局、自分には何もできないのだと落ち込む。
楽しいことを考えると気が引ける。

そして仕事の忙しさも相まって
ヘルペスと蕁麻疹のダブルパンチ。
なんだかなあ。。。
そんな5日間を過ごして、
ようやく仕事がひと段落。
溜まっていた仕事を片付けながら
まずは手術が終わるまで、と言い聞かせる。
ずっと心配していると心が疲れてしまうからね。

この時期ということもあって、
お見舞いにも自由にいけない。
それも、気分が落ち込む原因のひとつ。
顔を見ることができれば、少しは気持ちも晴れるのだけど。
突然の出来事に戸惑いながら
一人でこの不安と戦うのはなかなか大変だ。
だけど、乗り越えなくてはいけない。
支える側なんだから。

年を取ると、ケガが治りにくくなるけれど
心のダメージも治りにくくなる気がしている。
経験値が上がった分、
辛抱強く、打たれ強くなってきたと思っていたけれど
体だろうが心だろうが、ダメージはしっかりと受けていて
なかなか前を向こうという気が起きない。
その気を起こさなくても
大抵のことをこなせる術を身に着けてしまったからなのかもしれない。
落ち込もうが傷つこうが、何とか家事も仕事もできる。
気持ちだけがずっと暗いままで、いつも通りを装えてしまえるから
心の声に鈍感になって、治りも遅くなるのかなあ。
受け止めて、向き合って、心が休める時間を作ってあげよう、今回は。
ゆっくりゆっくり、ケガを治すように慎重に丁寧に。

私も頑張るから、
早く元気になって帰ってきてね。

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