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じゃないほうを好きになってしまう私。


私はいつも「じゃないほう」を好きになる。
「じゃないほう」と言っていいのかは分からないけれど
「私はこっち派」と言ったときに、
「えー?」と言われる数が多いというだけ。
統計を取ったわけではなく、そう思っているだけなのだけど・・・。

「トムとジェリー」ではトム。
「ガチャピン、ムック」ではムック。
「きのこの山、たけのこの里」ではきのこの山。
などなど。
アイドルや漫画のどっち派、もだいたいそう。

食に関しては育ってきた環境や好みがあるけれど
トムとムックに関しては
「なんで?」と聞かれることも多い。
私としては見た目も好きだし
不器用なところも共感できる。
とはいえ、
ジェリーやガチャピンのように
器用に賢く生きたいものだなあと思わなくもない。

トムはいじめっ子だけど
やり返されてもやり返されても、めげない。
なんなら、
丸焦げになったり、ペチャンコになっても立ちあがる。
ムックは隣にあんなに完璧な相方がいても
ひがまずに相手を讃えてサポートするし
みんなに優しいし、すごくおちゃめ。

最近はそんな姿がいいなあと思うようになってきて
子どもの頃より好きになっている。

共感と尊敬では
尊敬のほうが好きになりやすいということなのだろうか?
それともみんな
ジェリーやガチャピンに共感しているのだろうか?
そう思うと、私はなんて不器用な人間なのだろうか(苦笑)。

いまさら器用に賢くは生きられないけれど
不器用でもめげずに何度も立ちあがって、
ひがまずに、誰にでも何にでも優しくありたい。
なにより
愛される生き方をしていきたいなあ。
これは全員に共通していることだものね。


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