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Photo by
kiyofico
心境
歳を重ねてきて
一番変わっていったのは
どうでもいいなと思うことが増えた
その代わりにこれは大事だなと思うことが
はっきりしてきた
水が溜まった桶から
穴が空き余計なものが外に出て
桶の底が見えてくる
そんな感じなのだろうか
社会的に大切とされていることのなかにも
正直自分の人生にとってはというものもあったりする
今思えば
なんでこんなことのために
苦心してなんとかしようともがいて
ボロボロの心にしていたのか
そんなことも思い出す
なんとか頭の中のみんな 普通
そういったものにならないと
揃えないと 恥ずかしい みっともない
いまなら
言わなきゃいいのではと思ってしまうし
お構いなくと言えばいいだけ
他人はそこまで関心がないという言葉も
言葉通りではなく
自分のなかにいる他人が問題だったりもする
歳を重ねて見えるものが変わってくる
歳を重ねることも悪くないこと
そう言った人の気持ちもわからなくもない
だからといって
問題を抱えてないわけでもない
でも問題がなかった時なんてなかった
なにができても
できなくても
それが今
明日はわからないのが人間
前向きも後ろ向きもない
見方によって変わるだけ
だから個人的なことで
共通認識は幻想なのかもな
社会は幻想なのかもな
言葉だって
それを話している人の深みや背景
どれけらいの思索を重ねたのか
または体験からなのか
確信なのか思い込みなのか
それもでた表現だけではわからない
どんな思いなのかも
だから
なにか言うことよりも
言わないことのほうがずっと
その人を大切に扱っていることもあるよな
話がとびとびだが
ここは自由なアウトプット先として
使っているのでいいということにする
いまはここまでにしよう