心境
歳を重ねてきて
一番変わっていったのは
どうでもいいなと思うことが増えた
その代わりにこれは大事だなと思うことが
はっきりしてきた
水が溜まった桶から
穴が空き余計なものが外に出て
桶の底が見えてくる
そんな感じなのだろうか
社会的に大切とされていることのなかにも
正直自分の人生にとってはというものもあったりする
今思えば
なんでこんなことのために
苦心してなんとかしようともがいて
ボロボロの心にしていたのか
そんなことも思い出す
なんとか頭の中のみんな 普通
そういったものにならないと
揃えないと 恥ずかしい みっともない
いまなら
言わなきゃいいのではと思ってしまうし
お構いなくと言えばいいだけ
他人はそこまで関心がないという言葉も
言葉通りではなく
自分のなかにいる他人が問題だったりもする
歳を重ねて見えるものが変わってくる
歳を重ねることも悪くないこと
そう言った人の気持ちもわからなくもない
だからといって
問題を抱えてないわけでもない
でも問題がなかった時なんてなかった
なにができても
できなくても
それが今
明日はわからないのが人間
前向きも後ろ向きもない
見方によって変わるだけ
だから個人的なことで
共通認識は幻想なのかもな
社会は幻想なのかもな
言葉だって
それを話している人の深みや背景
どれけらいの思索を重ねたのか
または体験からなのか
確信なのか思い込みなのか
それもでた表現だけではわからない
どんな思いなのかも
だから
なにか言うことよりも
言わないことのほうがずっと
その人を大切に扱っていることもあるよな
話がとびとびだが
ここは自由なアウトプット先として
使っているのでいいということにする
いまはここまでにしよう