はじめての転職③ 諦め、そして・・・
4回の転職を経て現在5社目。
今回は1回目の転職についてのお話です。
2013〜2017年頃になります。
社会人7年目。前回の記事の通り、あまりの業務量の多さに地獄を味わっていました。化学メーカーの開発職を経験したことがある人ならわかっていただけるかと思うのですが、短期での顧客採用に向けてのテーマが5つくらい同時並行で走っており、それだけでも頭の中が戦争状態なのに、試作工場が中国、日本と移動も激しい。この試作というのが厄介で、実験室でフラスコで作っていたものをいきなり工場の大きな設備で作れるようにする業務なのだが、失敗が多い(+o+)中国で1週間試作し、夜中に空港に着き、2時間かけて会社に向かい、来週の別テーマの試作のための実験をし、後輩と夜中の吉野家にしけこみ、ビールを注文するも「夜中はNoアルコールです」と店員に説教され、土日もマクドで試作に向けた課題の検討をし、次の週には国内の工場へ試作に向かい、試作中も研究室にいるチームの人と次の週の試作の検討内容を考え・・・
疲弊疲弊疲弊(@_@;)
ってなわけで、転職についてはいったん戦略的撤退を決め込む。
そんなあきらめの境地に達したとき、不思議な現象が起きたのです。
あまりに心も体もしんどすぎたので、何とかならないもんかと神頼みをしようとふと思い立ったのです。現実逃避もいいところ。
京都の鳥居が無限にある有名な神社にしけこみ、「なんとか、なんとかしてくだされ・・・!(人ω<`;)」と祈る。
すると、なんと、その次の週からわずかながらに失敗続きの試作に光明の兆しが。。。
そして、残業中にMy携帯にお電話。会社の倉庫にしけこむ。
「(転職エージェントの)JACリクルートリクメントの〇〇ですが」
「はい」
「お送りした〇〇社の求人はご覧いただけたでしょうか」
「(Gmailなんか開く暇ございませんぞ)いえ・・・(´◦_◦`)」
「では、単刀直入に言いますが、絶対に良い企業ですので応募だけでもしてみてください!」
「え・・・?たしかに、〇〇社は外資系企業ながらBtoCでも有名な商品を出しているビッグ化学メーカーではございますね・・・」
「ご存じでよかったです!」
「でも、何度も書類選考、面接に落ちている私ごときが受けても無駄では・・・?」
「いえ!今のあなたの業務内容とマッチングしているので絶対大丈夫です!」
ってな感じで、今までにない熱い暑いエージェントのゴリ押しと、早く残業を終えたい気持ちに負け、
「とりあえず今ある職務経歴書と履歴書で応募しておいてください。。。」
と投げやり的対応。ところがどっこい。
「ダメです。絶対に受かってほしいので本気で書いてください。何度でも修正しますので!」
ええ・・・ガチやん。。。
つづく