瀬戸内の島でインターン | day6
瀬戸内の島の福祉施設でインターンをしています!島暮らし6日目の記録✍️
朝は7時過ぎに起床。昨晩はnoteを書いていたら寝るのが遅くなったので、起きれるか不安でしたが無事起きれました!
インターン6日目は、本部で担当者の方とお話しをしてから特別養護老人ホームへ行きました。
朝ごはん
朝ごはんは前日の夜に食べきれず持ち帰ったモダン焼きを。子ども食堂でもらった無農薬みかんとともにいただきました🍊
いつもみかんは買って食べているので、柑橘がたくさんもらえる暮らしは新鮮です!
am 本部にて担当者の方とお話
自転車で本部のある施設へ。通勤途中にレモンの木がたくさんあったり瀬戸内海が見えたり、島では当たり前の風景なのですが、わたしから見たらすごく憧れる日常です!
インターンの担当者の方や施設長さんとお話。たまたま東京と島を行ったり来たりしている理事長さんともご挨拶できました☺️
島に複合施設「ボナプール」を作ったり東京に施設を作ったりと、前向きに新たなチャレンジされている理事長さん。関西出身ですが、奥さんの地元である島に移住してきて介護職になられたそう。そして気づけば理事長に!そんなことあるんだと驚きます🫢
管理職の方も柔軟な発想の方が多く、法人内をどんどん改革中とのこと。これまでは島在住の中途採用の人が多かったそうですが、ここ数年で新卒採用に力を入れ始めて、次の4月にはIターン者も含めて7人が入社されるそうです!
東京採用の職員さんもいるのですが、横のつながりを作るために社内研修で尾道〜生口島までしまなみ海道をサイクリングするそうです🚴♂️
島の法人ならではの研修でとても楽しそう☺️
社内にコミュニケーションツールを導入して、職員同士が気軽に交流できる環境を作っていたり、支援の現場にICTを導入したり、島の福祉はかなりハイテクです!
35歳以下の若手職員が集まる「ヤングワーカー会議」も定期的に開催していて、そこで出てきたアイデアは理事長さんに直接伝えているとか。この会議をきっかけに制服が変わるなど、実際のいい変化もあるそうです💡
わたしは"福祉留学"というシステムを利用してインターンに参加しているのですが、いろんな人に島に来てほしいと思って受け入れされているそう。現場の都合もありますが、希望者がいればできる限り前向きに受け入れたいとのこと☺️
わたしは島の福祉を知りたいという広い目的を持って参加させてもらっていて、希望に合わせてプログラムを組んでくれるのでとてもありがたいです!
(たまたまだけどホームページのトップに写っている子は大学時代の友達!笑)
am〜pm 高齢者施設へ
9時半頃から夕方まで特別養護老人ホームにてインターンを行いました。通称「特養(とくよう)」と言われる施設は、ざっくり言うと要介護度の高い(常時介護が必要な)高齢者の方が入所する施設です。
職員さんによると、入所者は80代以上の方がほとんどなので80代は若い方らしいです!中には100歳を越える方も数名いらっしゃいました。在宅での生活が難しい方が入所するので、特養で最期を迎えられる方も多いそう。
特養ってすごく忙しいイメージがあったのですが、まったりと時間が流れていました。職員さんに理由を聞いてみると、たくさんの入所者がいる従来型ではなく、少人数制のユニット型の施設だからではないかとのこと💡
施設全体の入所者は40名なのですが、10名ずつのユニットに分かれていて、職員さんも3〜4名で10名を見ている形でした。人数が少ないからこそ、それぞれの利用者さんのリズムに合わせた暮らしができているそうです。
この施設では、専門の業者さんが作った食事を施設内で温めて提供しています。わたしも昼と夜の食事の準備を手伝わせてもらいました!
飲み込みができないと胃瘻(いろう)になる方もいるので口から食べられる幸せがあるんだろうなと思いつつ、見た目のギャップに驚きました。お味が気になるところ!
最近は見た目はそっくりでソフト食…という介護食もありますが、費用面ではやはり高めだそう。何を優先するのか考えさせられます🤔
わたしが行った特養は、あくまでも家であることを重視しているのであえてレクリエーションはしていないそう。食事の時間以外はリビングでテレビを見たり、部屋で横になったり自由に過ごされていました。
自由に歩き回る利用者さんもいますが、転倒によって骨折してしまう場合もあります。職員さんは常に見守る姿勢です👀
転倒のリスクが高い方はベッドや足元にセンサーがあって、起き上がったり立ち上がったりしたら職員が気づける体制になっていました。
食事の準備も簡単に見えて、人によって通常食かソフト食か違ったり、食事の量が違ったりとけっこう複雑でした。いろんな作業を同時にこなしている介護スタッフのみなさん、本当にすごいです😳
15時におやつを提供して、16時ごろから夕飯の準備。10名分の食事を用意するだけですが、あっという間に1時間経ちます!
17時から夕飯を提供して、食べ終わった方から随時食器を下げます。すぐに下げてしまうと、認知症の人は食べたことを忘れてしまう場合もあるので、タイミングを見計らって…とのことでした!施設で働いた経験がないので勉強になります✍️
あとは日中に入浴介助をしたり、排泄のチェックをしたり。お通じがよくないと心身に不調が出てしまうそうで、次の担当者に食事や服薬のことなどを含めて引き継ぎしていました。しかもタブレットで!やはりハイテクです。
夕方のお買い物
わたしは17:30でインターンが終了しました。まだ行けていなかったレモンケーキのお店「島ごころ」さんに駆け込みました🍋 普段は焼きたてのレモンケーキを食べることができるのですが、閉店間際に行ったので食べられず。またの機会に食べたいです✊
夜ごはん
候補が多くて夕飯をどこにするか決めかねていたのですが、レモン鍋などを出しているちどりさんはお休みでした。しおまち商店街にある海鮮のお店、桂馬(けいま)さんに行くことにしました☺️
店内はカウンターが10席ほどで、人気らしく予約がたくさん入っていました。奇跡的に1席空いていたので、入店することができました!
たこ釜めしを食べるつもりだったのですが、刺身定食が美味しそうすぎて予定変更🐟
ちょっと贅沢なお値段ですが、ボリューム満点でした!
お腹いっぱいになって帰ろうと思ったのですが、瀬戸内海がもうすぐ見れなくなると思うと寂しくて夜の海沿いを自転車で走りました🚲
宿舎とももうすぐお別れなので、掃除機をかけたり荷物を整理したり。瀬戸内海が日常にあって、空が広くて、人が多すぎなくて。島の暮らしはすごく心地いいなと思いました☺️
この1週間ほどで岡山県の児島でドライブしたり尾道の島に滞在したりして、改めて瀬戸内に住みたい気持ちが強くなりました。名古屋で7年くらい暮らしているのですが、実はずっとしっくり来てなくて…。瀬戸内にいるとすごく心地よくて、「いま生きてるな〜」って感覚になります!仕事や家庭の都合はありますが、できる方法を見つけて今年は瀬戸内に拠点を持ちたいと思います✊
インターンはあと少し。島での時間を最後まで楽しんでいきたいと思います!