【企業分析】Robinhood(ロビンフッド）の会社概要・ビジョン・強み・業績・財務内容・株価・将来に向けての取り組み

はじめに

ご覧いただきありがとうございます。

このページでは、転職活動や営業活動を行っている方向けに、Robinhood（ロビンフッド）の会社概要・ビジョン・強み・業績・財務内容・株価・将来に向けての取り組みについて記載していきます。

会社概要・ビジョンは無料でお読みいただけますが、強み・業績・財務内容・株価・将来に向けての取り組みについて知りたい方は、記事の購入をお願いいたします。

なお、こちらはココナラで経営者の方向けに作成した企業分析レポートがもとになっており、実需に基づいたレポート（販売価格：7,000円）になっておりますので、Robinhoodのことを知りたい方には有用なレポートになっているかと思います。

それでは、Robinhoodの企業分析を始めてまいります。

会社概要

Robinhoodは、個人投資家向けに証券売買アプリを提供しているフィンテック企業である。スマホを使った簡単な操作により、米国株式、ETF（上場投資信託）、オプション取引、暗号資産の売買を誰でも簡単にできるようにしただけでなく、暗号資産を除いて手数料を無料にしている。また、テスラのように株価が高額な銘柄も0.5株といった単位未満株や100ドル分といった金額ベースでの株式購入を可能にしている。社名の由来は、「富裕層だけでなく、すべての人に金融市場へのアクセスを提供する」というミッションからきている。
 
■会社の歴史
Robinhoodは2013年、現CEOのVladimir Tenev氏とBaiju Bhatt氏によって設立された。彼らは共にスタンフォード大学で学んでいた時に出会った。
 
■会社の収益源
Robinhoodの収益源は以下の項目からなり、PFOF（ペイメント・フォー・オーダー・フロー：payment for order flow）が収益の柱となっている。
 
✅　PFOF（ペイメント・フォー・オーダー・フロー：payment for order flow）
顧客からの注文を機関投資家であるHFT（高速・高頻度取引）業者などのマーケットメーカー（値付け業者）に回し、それと交換にリベート（報酬）を受取る仕組みである。HFT業者がリベートを払ってでも個人投資家の注文という情報を欲しがるのは、そのビッグデータをAIで解析することを通じて、個人投資家の売買動向を予測するなど、自らのアルゴリズム取引の精度を高めることができることが一つの理由と見られている。

PFOF（ペイメント・フォー・オーダー・フロー：payment for order flow）の図解

✅ Robinhood Gold
ユーザーは月5ドルを支払うことで、モーニングスターの調査レポート、NASDAQ Level II Market Data、より大きな即時入金、信用投資へのアクセスが可能になる。

✅  株の貸し出し
証券を取引先に貸し出すことで収益を得る。
 
✅  キャッシュ マネジメント
顧客に対してMastercardのライセンスに基づくデビッドカードサービスを提供しており、カード加盟店がカード発行会社に支払う手数料（=インターチェンジフィー）を受け取っている。また、Robinhoodの証券口座を持つ顧客に対してキャッシュ・スイープ・プログラム（投資していない証券口座の現金を、自動的に銀行預金に移動するサービス）を提供しており、同プログラムに参加している銀行から手数料を受け取っている。

出典：
Robinhood HP：https://robinhood.com/us/en/support/articles/how-robinhood-makes-money/
THE BUSINESS MODEL ANALYST Robinhood Business Model：
https://businessmodelanalyst.com/robinhood-business-model/
NRI 米オンライン証券のビジネスモデルPFOFが改めて注目を集める　2021/2/9 ：

米オンライン証券のビジネスモデルPFOFが改めて注目を集める

ビジョン

以下、Robinhood HP（出典参照）よりミッションを記載する。

Robinhoodのミッションは、すべての人のために金融を民主化することです。私たちは、誰もが金融市場にアクセスできるようになるべきだと考えています。そのため、Robinhoodは、投資を始めたばかりの人にも専門家にも、親しみやすく、理解しやすいように一から作り上げました。

なぜこのミッションになったのかを紐解いてみると、Robinhoodの創業の歴史が関係している。Robinhoodは、約10年前のスタンフォード大学で始まり、BaijuとVladはルームメイトとして、またクラスメートとして出会った。卒業後、彼らは2つの金融会社を設立し、ヘッジファンドにトレーディングソフトを売り込んだ。その頃、二人は、ウォール街の大企業が株取引の手数料を実質ゼロにしていること、一方、多くのアメリカ人は取引のたびに手数料を取られていることに気がついた。そして、富裕層だけでなく、すべての人が金融市場にアクセスできるような製品を作ることが重要であると考えた。そして、ニューヨークから2年後にカリフォルニアに戻り、テクノロジーを活用して誰もが金融システムに参加できるようにする会社、ロビンフッドを設立したのである。

出典：
・Robinhood HP： https://robinhood.com/us/en/support/articles/our-mission/

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