【企業分析】日本ロレアルの事業内容・強み・弱み・業績・株価・競合他社比較
はじめに
ご覧いただきありがとうございます。
このページでは、転職活動や営業活動を行っている方向けに、日本ロレアルの会社概要・事業内容・強み・弱み・業績・株価・競合他社比較を実施していきます。
会社概要・事業内容・強みは無料でお読みいただけますが、弱み・業績・株価・競合他社比較について知りたい方は記事の購入をお願いいたします。
なお、こちらはココナラで転職活動の方向けに作成した企業分析レポートがもとになっており、実需に基づいたレポート(販売価格:4,500円)になっておりますので、日本ロレアルのことを知りたい方には有用なレポートになっているかと思います。
それでは、日本ロレアルの企業分析を始めてまいります。
会社概要
日本ロレアルは、110年以上にわたり「美」の創造を使命としビジネスを展開するロレアルグループの日本法人であり、リサーチ&イノベーションセンターと製造工場の両方をもつグループの戦略的な創造拠点である。
出典:
ロレアル HP:https://www.loreal.com/ja-jp/japan/
事業内容
日本ロレアルは、ロレアルグループの中でも、グローバル市場のイノベーションセンターとしての役割を担っている。そのため、本社をフランスに持ちながらも、国内に研究開発所と工場を有している。日本の研究開発所は、アジアの同グループで唯一、基礎研究や評価など、化粧品開発の機能の全てを揃えた施設として有名である。
ロレアルグループについて
ロレアルグループは、世界150カ国で主要34のブランドを展開する世界No.1の化粧品会社である。マス市場・ラグジュアリー市場・プロフェッショナル市場など、幅広いチャネルへ事業を展開し、市場を牽引している。動きが早くダイナミックな化粧品市場のリーディングカンパニーとして、既成概念にとらわれない発想と分析力で業界をリードし、「美」を通じてお客様の人生を豊かにすることを使命としている。
ロレアルグループの事業別情報
ロレアルグループの事業活動は、4つの部門で構成されている。
✅プロフェッショナル プロダクツ部門
プロフェッショナルのための美のノウハウを提供。100年以上にわたって美容界を支えてきた知見が生かされている事業部である。ユニークなブランド(L'Oréal Professionnel、Kérastase、Redken、Matrix、PureOlogy)のポートフォリオを構築。
✅コンシューマー プロダクツ部門
最高の美を民主化することを目指している。当部門は、4 大グローバルブランド(L'Oréal Paris、Garnier、Maybelline New York、NYX Professional Makeup)と専門ブランド(Stylenanda、Essie、Dark and Lovely、 Mixa、Magic など)の展開により、その発展を図っている。
✅L'Oréal Luxe
厳選された流通の中で、最も要求の厳しい消費者に向けて、卓越した製品と体験を提供している。この部門は、象徴的なジェネラリスト・ブランド、魅力的なクチュール・ブランド、オルタナティブ・ブランドや専門ブランド(ランコム、キールズ、ジョルジオ アルマーニ ビューティ、イヴ サンローラン ボーテ、バイオサーム、ヘレナ ルビンスタイン、シュウ ウエムラ、IT コスメティックス、アーバンディケイ、ラルフ ローレン、ミュグレー、ヴィクター&ロルフ、バレンチノ、アザロなど)といった一流ブランドの独自のポートフォリオ編成をしている。
✅アクティブ コスメティック事業部
すべての人に肌の美しさと健康を保つ手段を提供することを使命としている。補完性の高いブランド(ラ ロッシュ ポゼ、ヴィシー、セラヴェ、スキンキュティカルズなど)のポートフォリオは、スキンケアの大きなトレンドと医療専門家による推奨に応えている。
出典
・ロレアル2021 UNIVERSAL REGISTRATION DOCUMENT:https://loreal-finance.publispeak.com/2021-universal-registration-document/article/295/
・type就活 日本ロレアルの企業情報:https://typeshukatsu.jp/company/1382/
強み
日本ロレアルの強みは親会社のロレアルの強みからくるものと思われるため、ここでは親会社のロレアルの強みを記載する。
1)研究開発力
ロレアルの強みとして広く知られているのは、その研究開発 (Research & Development) チームの存在である。ロレアルは、製品が安全に使用でき、高品質であることを確認するために、製品の研究開発に膨大な資金を費やしている。
2)広範囲のグローバル展開
ロレアルは西ヨーロッパ、北米、ニューマーケット:アジア太平洋、ラテンアメリカ、東ヨーロッパとアフリカ、中東の経済に主眼を置き、150カ国に拡大している。これにより、ロレアルは世界最大の経済圏を活用し、多様性のある製品を製造することで、十分な利益を得ている。
3)製品の多様性
ロレアルというブランドは、化粧品やヘアケアの製造・販売にのみ投資しているわけではない。最近では、スキンケア、フレグランス、さらには衛生産業にも進出している。こうした多角化により、同社はすべての市場から利益を得ることができ、また、ある市場が失敗したり、成長が鈍化したりした場合に備えて、ブランドに複数のセーフティネットを提供しているといえる。
4)世界的な著名人からの支持
ロレアルは長年にわたり、ブランドのマーケティングにハイエンドのセレブリティ(著名人)を起用することに投資してきた。これは、ブランドの評判を高めるだけでなく、売上を増加させるため、ロレアルが実施した戦略的なステップである。例えば、ブレイクライブリー、ジェニファーロペス、アイシュワリヤーラーイ、カーリークロス、ヘレンミレンなど。
出典:
・SWOT Analysis of L’oreal: Strengths & Weaknesses 2021:https://www.swotanalysistemplate.com/swot-analysis-of-loreal/#Loreal_Strengths_2021
・ロレアル2021 UNIVERSAL REGISTRATION DOCUMENT:https://loreal-finance.publispeak.com/2021-universal-registration-document/article/295/
・ロレアル 2020 ANNUAL REPORT:https://www.loreal-finance.com/en/annual-report-2020/loreal-in-figures-2-2-0/
・ロレアル 2019 ANNUAL REPORT:https://www.loreal-finance.com/en/annual-report-2019/research-innovation-4-2-0/
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