風刺?下ネタ?海外で主流のお笑いスタイル スタンドアップコメディとは

自己紹介

こんにちは。スタンドアップコメディアンのHAL です。
AIみたいな名前ですが、知能レベルはWind○ws 95以下です。

私は普段は週1〜2回程度の頻度で渋谷にあるTokyo Comedy Bar (https://www.instagram.com/tokyocomedybar.official/ 以下 TCB)などでスタンドアップコメディ(海外で主流な漫談スタイル 的確な訳語は不明)をしています。

私は執筆時点から9ヶ月くらい前にスタンドアップコメディを始めました。始めたきっかけは英語を人前で話せたらなと思ってただけですが、意外な笑いの才能に気付いたり、スタンドアップコメディを通じて英語能力が上がったり、初対面の旅行客から笑いを取ったり、人生がより充実してきた感があります。

AIをいかに活用するかはあらゆるビジネスマンにとって課題となっていると思いますが、そんな時代だからこそユーモアのセンスはAIと同じくらい大事なスキルになると考えてます。

スタンドアップコメディのスタイル:自分自身(とその周りを取り巻く)のリアルな話をして笑いを取る

「スタンドアップコメディをやってます!」というと、まるで就職面接で詰められた人のように答えに困ってしまう人を多く見てきたので、日本ではスタンドアップコメディはあまり馴染みのない文化かと思います。

スタンドアップは海外で人気のお笑いスタイルです。Netflixで検索をすれば数十以上は動画が見つかると思います。イメージしやすい例でいうと、授賞式でウィル・スミス氏にビンタされたクリス・ロック氏もスタンドアップコメディアンです。最近彼の新作の動画がNetflixで公開されています。
https://www.netflix.com/jp/title/80167499

スタンドアップコメディには、様々な特徴があります。まず、多くのスタンダップコメディアーティストが自分の経験や人生観を基にしたオリジナルのネタを披露します。彼らは自分自身の人生の中で起こったことや、自分自身の考え方を通じて、観客を笑わせます。

また、風刺や皮肉を含むユーモア表現が非常に重要な役割を担っています。

例えば、アメリカのトークショーやコメディ番組でよく見られるのは、政治家やセレブリティなどの批判的なネタです。また、ジェンダーや人種などの社会的な問題を取り上げたり、人々の生活や文化について描写したりするスタンダップコメディアーティストも多くいます。

楽しみ方:経験をネタにするリアルなお笑いだからこそ共感しあえる

私がスタンドアップコメディを始めて一番に感激したことは自分自身が悔しさ・恥ずかしさを感じた失敗や挫折をネタにして笑いを取れるところです。

失敗や挫折は食べ物で例えるならゴーヤの様なそのまま食べたら美味しくないものなのかもしれません。ただ、見方を変えて伝え方を工夫することで、ゴーヤのように苦い失敗が、多くの人にお金を払って楽しんでもらえるゴーヤチャンプルの様なオイシイものに生まれ変わるのです(すべって寒い雰囲気になったらウィスキーの氷がわりになったと開き直りましょう)。

現在日本におけるスタンドアップコメディのシーンは拡大中ですが、私が知る限りは日本への旅行者の方を中心に人気のアクティビティとして盛り上がっています。
渋谷のTokyo Comedy Bar は Trip Advisorでは 渋谷区のナイトライフで一番人気となっていますhttps://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1066456-d24017290-Reviews-Tokyo_Comedy_Bar-Shibuya_Tokyo_Tokyo_Prefecture_Kanto.html 。

日本のバラエティ番組でもスタンドアップコメディが取り上げられ始めている様ですhttps://www.telasa.jp/series/12897?page=2

ライブへ:オープンマイクで気軽に楽しもう

渋谷にあるスタンドアップコメディ専門のBar 「Tokyo Comedy Bar」は毎日なんらかのショーがあり、来日アーティストの公演も度々行われてます。

英語だけではなく日本語でのショーも週に1回程度実施されています。

そして毎週4〜5回ほど、オープンマイクの新ネタや練習のためのショーが行われています。原則としてコメディアンもお客さんも登録制ですが、ご存知の通り練習ライブなので飛び入りで参加することが可能な場合もあります(詳細は確認して下さい https://www.tokyocomedybar.com/ja/whats-on

今年の5月にTokyo Comedy Barは1周年を迎えます。オープンマイクも盛り上がっており、気軽に足を運んだライブが将来世界で活躍する大スターを目にする機会、あるいは貴方が刺激を受けてステージに立つ機会になるかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?