23歳OLがFNSを見て深夜に号泣した話🌹

FNSを見て、気づくと泣いていた。

大学生の時、それは突然だった。

『松島聡無期限活動休止』

衝撃だった。聡ちゃんが?なぜ?この前バラエティ出てたのに?松島聡と、パニック障害、活動休止が結びつかず、呆然としていた。自分の好きなアイドルが、急に姿を消すなんて、考えられなかった。いつも楽しみにしていた、セクゾちゃんの音楽番組出演の時に、聡ちゃんがいないことが辛くて、気づいたら泣いていた。

2018年-2019年のカウコンのとき、KAT-TUNのキプフェをシャッフルで歌っているのを見た時、『この曲、聡ちゃんだったら、こんな風に歌ってたんだろうな、こんな風に踊ってなんだろうな』なんて、想像して泣いた。絶対この曲聡ちゃんが嵌る曲じゃないかと思ってたから。極東ダンスの時も、この曲は松島聡が歌わなくて誰が歌うんだ…!なんで今…!と悔しくて仕方なかった。松島の亡霊になっていた。

けど、そんな私がSexyZoneの応援をやめられなかったのは、容赦無く次のステップへと突き進んでいく推進力、向上心、そして飽くなき追求心。一切妥協しない彼等を見ていくうちに、松島くんのファンではなく、SexyZoneのファンになっていた。

どうしたら彼等に貢献できるのか…と考えた結果初めて推しGであるHey!Say!JUMP以外のアルバムポプステを意を決して購入した。

少しでも、彼等がより前へ進むときの追い風になりたい。Twitterでタグなんかあまりしたくないと思っていた私が、気づくとファンのタグに参加していた。

どうか、どうか、彼等の頑張りをもう一歩前へ進めるように。そんな思いで、気づくとシングルや、雑誌を買うようになった。あんなに自Gは倹約してたのに…!そういう力を持ってるのだ。妥協をしない彼等にさ本気で向かい合いたいと思ってしまう…!

そうして、その日は来た。またもや、急に。

『松島聡活動再開』

泣いた。声を上げて。そして、THE MUSIC DAYでの『RUN』。あの曲はセクゾしか歌えない。まさにセクゾのための曲だ。その曲を5人で歌っている。この景色をもう一度見られることを夢見ていた。もしかしたらもう見られないかもしれないと思ってたから。

だけど、神様はどこまで試練を与えれば満足するのか。そんな小説定型分みたいなフレーズがぴったりなのが辛い…。

『マリウス活動休止』

俄には信じがたいことだった。でも、冷静に考えた時当たり前だとも思った。9年間の間、私は何回挫けそうになっただろう。何回勉強をサボっただろう。何回部活や習い事で手を抜いただろう。自分のことだけの私がこんなにも楽をしてきた。その一方で、11歳から9年間、マリちゃんは、慣れない土地、慣れない環境で、アイドルとして人を幸せにするという使命感を胸に一切妥協をせず、私たちをがっかりさせることなく成長してきてくれたのだ。さらに最近はどんどんと幅を広げて、大学へ進み国内外問わずさまざまなことを追求していたというのだから、聞くだけでも苦しくなる。

彼のその姿勢をを手放しで、すごい!としか言って来れなかった自分が情けない。

そして今日、マリウスのいないFNS第2夜。Last Christmas。相変わらずの色気とウィスパーな声で歌う風磨くん、マイクを少し外してケンティ節炸裂の台詞をかます健人くん。雪も霞むほどの相変わらず麗しいお顔に美しいお声がたまらない勝利くん。23歳、久々のFNSで少し大人ぽくなった輪郭と金髪で仕事終わりの私の心を鷲掴みにしてくれる聡ちゃん。なんて素敵なんだと、思う反面、私の心にあったのは2018-2019のカウコンと同じ悔しさだった。

『なんでこの曲にマリウスがいないの?』

あのクリアな声を聞きたい。洋楽を折角歌う機会をいただけたのに、なんでマリウスがいないの?マリウス大人っぽいのまだほんの少しあどけなさの残る顔が見たい。物足りない。もっとセクゾはすごいのに…!

そんな思いを抱えたまま、迎えたNOT FOUND歌唱。

気づいたら、泣いていた。

また過去最高を更新する彼等がいた。美しく、脆く、強く、残酷なグループだと思った。誰かが少しひと休みしている時、絶対に見捨てたりしない。けれど、立ち止まって待つわけでもない。先へ、先へ走ら続けながら、ただ、信じて待っているグループなのだ。その一休みが、いつまで続こうと、彼等は信じて、万全な状態を常にキープしておくのだろう。

NOT FOUNDの彼等は最高だった。カッコよかった。そして、怖いのは最高にも関わらずまだ完全体ではないということ、ドイツ生まれの天使が今少しだけ羽を休めているということだ。

404_NOT FOUND

エラーにより要求に応えられなくなった時にでるコードだ。天使が羽を休めているので、本来のSexyZoneが見たいというリクエストには少しの間答えられないかもしれない。けれど、彼等はエラーなど関係なく突き進む。グングンと勢いを増して。そして、エラーが正常状態へ戻る時、完全体の彼等はどこまで到達するのだろう。どこまで私たちを連れて行ってくれるのだろう。

NOT_FOUND エラーから、また始まる物語。