イヤホンのあれこれ(AVIOT)
年始から結構な数のイヤホンを買いました。
その中でもお高めのがAVIOT TE-Z1 PNKとTE-ZX1ですね。
という事で今回はAVIOTについて。
詳しい事はわからないので割愛しますが、平面駆動のイヤホンってちょっと憧れがあって。珍しいのもあるんですけど、TE-Z1の事は気になってました。
珍しく視聴する機会があったので聴いてみたら印象も悪くなくて。安くなったタイミングで買おうと思ってたんですよ。それで年始にセールになってたので注文したら、その数日後にTE-ZX1が発表と。
しかもBEBOP仕様!
という事で注文しましたよ。
そりゃセールしますわな、後継機が出るんだもん。
なんやかんやありましてZ1は3万円ぐらい、ZX1は4万円ぐらいで買えました。
あれ?って思うよね。短期間で結構な額の散財してるし。まぁ、毎日使うからいいか…と。
で、AVIOTというメーカーなんですが、ここのイヤホンは何台か持っていまして…実際のところ音は良いなと思うんですけどもハード的な信頼性があまり良くないんですよね。高級機でも油断はできないという。
特に酷かったのがTE-BD21f
モデル末期にセール品を買ったんですけど、充電できないトラブルがあって交換してもらってます。補償期間内の無償交換というやつです。
在庫処分品を6000円で買っといて充電できないってどういう事かと思いましたが。
他はわからないけれど、AVIOTの無償での交換の対応と有償での対応の違いって実はあります。
TE-D01dの充電ケースを壊してしまって、補償期間内の有償対応で買った時はケースのみ頼んだにも関わらず中に別のイヤホンが入ってまして。なんとイヤホン本体がダブるという。「充電する暇なんて必要ない。ずっと聴いてろ」って事かと思って…まぁ、嬉しかったんですけどね。
無償交換とかの対応は
問い合わせ→送る→届く→現象確認→交換品送付→届く
この流れがすっっっごい遅い。こっちは明らかに不具合ってわかってて送ってんのにそういう対応すんの?って思うぐらい変な感じでした。
で、TE-BD21fなんですが、小音量で聴くとなんか違和感というか「こんなもんかな?」って感じでして。音量を上げていくと凄く良くなるという。
屋内とかだとiPhoneの最小音量とかで聴くんですよ。TE-D01dとか元々音量大きめだったので最小でも音量が大きすぎるぐらいだったんですよね。
TE-BD21fは機構の違うドライバを積んでいるので、メーカーの想定したバランスになる音量というのがあるのかな?と感じまして。耳が慣れてくるのもあるとは思うんですが、聴いてるとなんか良い感じなんですよ。
各ドライバがちゃんと仕事する瞬間があって、全部がピタッとシンクロする瞬間があって、そこに名機の片鱗が見え隠れするんですよ。
「安いイヤホンでも音量上げればノリノリになる」って書き込みを見た時に妙に納得してたんですけども、これもそうかと。実際はどうかわかんないけども。
TE-BD21fの評判が分かれる理由としては多分に音量問題が絡んでくるのはあると思います。
でも、いいイヤホンの条件というのかな?思い出してまた聴きたくなる妙な魅力のあるイヤホンって幾つかあって。TE-BD21fはそういうのがあるんですよね。
翻ってTE-Z1 PNKとTE-ZX1。
系譜としてはTE-BD21fから続く他ドライバを積んだフラッグシップの系譜。
評価としては…プロデュースした本人がネガティブなレビューを晒し上げてる時点で末期だと思うんですよね。自分のモデルのイヤホンがバンバン出せて嬉しいのはわかるんですけど、行き着くとこまで来ましたね、と。
価格的にもどんどん上げたモデルを出していったのかな?イヤホンだと2000円前後の有線から50000円のワイヤレスまでステップアップさせてきて、ここでグランドフィナーレでええやん。
どんどんスペックアップしないと飽きられるからってメーカーも揃ってどうかしちゃってるんじゃないかな?って思うんですよ。
喜ぶのは新しいもの好きの一部のマニアで、これがまた厄介で市場をダメにする人達だったりもします。価格ドットコムのレビューとか冷静になって見てると狂気を感じます、良いことしか書いてないか、当たり前の事をさも凄く素晴らしい事のように書いてあったりとか。
特に絶賛系。他を下げて相対的に「凄く良いんですよ感」を刷り込む手法とか、大袈裟なのとかね。まともな大人が書き込んでるとしたら正気を疑いますよ。
同じ会社でそんな人いたら絶対に距離置きますもん。良い事しか言わない人って信用できないから。
愚痴が長くなりました(笑)
TE-Z1,ZX1は毎回世界新記録が連発しちゃったみたいなインフレの産物ですね。自分は買わないけど次どうなるか興味があります。
ワイヤレスイヤホンってバッテリーがどれぐらい持つとか使い勝手の改善とかそういう部分の方が重要視されると思うんですよ。機能を詰め込むと大型化するし、小さすぎてもダメだし。
その辺、Appleとか上手いんですよね。特に機能面でiPhoneとの組み合わせは素晴らしいんですよ。
蓋を開けたらペアリング、耳に刺すと音楽が流れる、耳から出すと音楽が止まる。変な儀式も必要ない。
ここに音質の入り込む余地ってあまりないんですよね、聞き取り易いか聞き取りにくいかの違いぐらいで。そういう機能面の評価と所謂イヤホンマニアの評価って絶対に交わらないんですよね。
そういう意味でAppleと双璧なのがBose。
いつ買っても何を買ってもBoseの音がします。Quiet Comfortとかその時買えるものがその時代のBoseとなります。
まぁ、年末に予備としてリフレッシュ品を買ったんですけどね。じゃあ、TE-Z1とTE-ZX1をを何のために買ったのかと。
という事でZ1にしろZX1にしろ変に評価されちゃってるイヤホンだと思うし、今はちゃんと評価できないと思うのでコツコツと使っていこうかと思います。