情報の選び方と見方。〈Haru10の場合〉
なぜこの話題なのか
サッカーの戦術の話ばかりしてきた僕が、なぜこの話題の記事を書こうと思ったかといいますと、Twitterにてよくお話させてもらっているゼロファジさんにこんなことを言われたのがきっかけでした。
まあ、こんなに褒められるほどだとは思ってなかったので、少しびっくりしました。自分では全くこんな風に思っていませんでした。そこで自分なりの情報の選び方とか、見方みたいなものを言葉にしてみたら面白いのかなと思いここに書いている状況です。今から書くものはわりかし普遍的なものになると思いますが、だれか1人でも参考になったなと思っていただける方がいれば幸いです。それでは、まず情報リテラシーとは何ぞやというところを先に触れておきます。
”情報リテラシー”という言葉の意味"
情報リテラシーとは…
情報機器やITネットワークを活用して、情報・データを管理、活用する能力のこと。IT技術が普及した現在では、ある程度の知識があればコンピューターから膨大な情報を手に入れられる。しかし、それらの中から必要な情報を確実に収集、整理し、組み替えるにはより高度な能力が必要となる。このような能力は情報リテラシーと呼ばれ、「情報基礎リテラシー」「PCリテラシー」「ネットワークリテラシー」の3つの領域に大別される。また、メディアの活用能力である「メディアリテラシー」、コンピューターの活用能力である「コンピューターリテラシー」といった用語と重なっている部分が多い。(引用元:コトバンク)
こんな意味だそうです。おそらく僕自身がTwitterで発揮しているものといえば「膨大な情報から必要な情報を確実に収集」することではないかなと。今回のタイトルに共通するのはそのあたりなので。ということで僕がどうやって情報を見分け、選んでいるのかを記していきたいと思います。
まず”疑い、知ろうとする”
情報や自分が知らないことに関してはとにかく疑ってみたり、知ろうとすることを僕は意識しています。ただ全部疑うとあまりにも大変なので、信頼できる情報源みたいなのは自分の中でいくつか決めておくといいかもしれません。
Twitterを代表とするSNSには間違った認識や、正しい比較の仕方をしていなかったり、いろいろな間違った情報がゴロゴロあります。というかTwitterの場合だとツールの性質上、特に深いことを考えずに発信できるので間違いが自然と多くなります。そこでこの疑い、知ろうとすることが大事になるのは間違いないですね。ただしこの習慣を身につけるには、割と普段からの意識が大事です。僕のこの考え方をするようになったルーツをちょっと書いてみます。思い当たるものが2つあるのでまず1つ目を書きます。
1つ目。基本的には小学生のあたりから今の考えになるベースがあると考えます。僕はですね、当時からかなりクイズ番組であったり、雑学系の番組が好きでたくさん見ていました。なぜかというと、自分の近くにいる人が知らなさそうな事を知るのが楽しかったからです、たぶん。まあ小学生なので授業中に知識をひけらかして褒められるのが面白かったのは否めないです(笑)。まあ小学生なので許してあげてほしい(笑)。あとは不思議な現象や知らない言葉、事象にとても興味があり、なぜ?の部分に興味がありました。これは疑うことに直接繋がりますね。そこでこのころに自分で調べたり、本を読んだりしていました。中学の時には哲学を一通り学べる本を買って読んでみたりなど、その辺は今の情報の取捨選択に繋がります。これだけではつながらないので、2つ目にいきます。
そして2つ目。僕は人に質問をするのが苦手なタイプです。まあ間違えたくないところからくるリスク管理の一環みたいな感じで、自分が持った疑問を解決するために取らざるを得なかった手段は自分で調べるということです。これがだいぶ大きい。1つ目の理由と相まって、自分で調べることが習慣化していきました。気になったり、疑問に思ったらとりあえず調べる。これが疑うこととセットになります。
まあ僕からここで言えるのは、人に聞くということも非常に大事だし、間違える事も時には必要で、質問できるということに越したことはないと思います。
では疑うことに関してもう少し触れます。先ほども述べましたが、SNSには間違った情報が大量にあります。なので疑うことを習慣化しましょう。たとえば僕が最近疑ったものはこれ。
このトレンドの差がやばいというツイートを見た人はたくさんいると思います。が、このツイートを本当にやばいと素直に何も考えずに思った方、本当にそう思いますか。というかこのツイートがそれを裏付けるものになっているでしょうか。
ここで僕が疑ったのは比較の仕方です。基本的に比較というのはその条件や過程が一緒であることが望ましいです。しかしこの比較ではその部分に違いが大きくあります。日本、大きく言えば東アジアはゴールデンタイムでありテレビのハッシュタグがトップに来るのは至極当然でしょう。しかしそれ以外の時間である欧米含む全世界のトレンドと比較して導き出されたものは、正しいものではありません。条件が違いすぎます。こんな感じで疑ってみると、意外と思ってたのと違うなって感じになり、この比較はあてにならないんだと情報を選ぶことができましたね。
しかしこれの大事なところは、比較があてにならないだけで他のことが間違いだとは言ってないことですかね。情報の取捨選択なので、どこまでが間違いでどこからが正誤が未確定の情報なのかを考えることも大事にしましょうという感じで。とりあえず疑ってみる編はこの辺で。
と思ったのですがもう一つ。人は、自分の思想などの裏付けになりそうなものなどは疑いにくいです。先ほどの比較のツイートを正しいと思ってしまった人の中には、「俺は世界のトレンドに関すること考えてるし、日本ってやっぱりやばいな」みたいな人も少なからずいます。しかしゴールデンタイムを外れた1月4日の朝には日本のトレンドにもWW3が上がってきていました。つまり自分の考えを補強してくれたり、正しいように見えるようなものほど、疑うといいかもしれませんね。ニュートンが地球の当たり前であった、モノの落下に疑いの目を向けたように。(ちょっと違うかも?笑)
さらに”考える”
とりあえず疑うことと知ろうとする事の大事さを伝えてみました。僕はその後ですね、なんでこんな比較がなぜまかり通ってしまうのかを考えてみました。それが下のツイート。
この一連のツイートで考えていたのは、なんでこの比較がまかり通ったのかなというところ。それをサッカーのゴールシーンの場合と比較して考えました。結論としては、自分が比較に重要な条件や過程の部分を認識しているかどうかでした。受動的でも条件や過程を認識する動画ではすぐにこれはおかしいなと感じることができますね。これは切り抜いてる長さが違うから比較になってなくない?みたいな。しかし先ほど疑うというトピックで取り上げたツイートはそれができません。なぜなら答えのみが提示されているから。その裏にある条件や過程を認識するには自分が能動的に考える必要があります。またもし仮に正しくない比較によって導き出された答えが事実と一緒であったとしても、比較から導き出された答えは確かな裏付けのもとにあるものではないので、その違いとかにも気付けると今回の場合は考えることもできたことになるのではないかと思います。あくまで個人的な評価ですけどね(笑)
※ただこの一連のツイートに関して、ゴールが酷評されるというよりは評価されにくくなるの方が良かったかもしれないです。正直例えとしては微妙でした。
またSNSの全ユーザーにこれを求めるのは難しいですが、よく友達にあれはデマだぞって言われる事がある方や、情報リテラシーを高めたい人は意識してみるといいのかなと思います。本当かな?と疑い、考え、調べること。この作業が情報を取捨選択する力をつけてくれると思います。これのいいところは”学び”になるところでもあります。新たなことも知ることができるし、情報の取捨選択もできて一石二鳥です。この時代に情報リテラシーは必須ですし、SNSを情報収集に使いたいなと思っている方は一度自分の情報リテラシーと向き合ってみるのもいいと思います。
Twitter限定だけどリプライは見よう
これはおまけぐらいに思ってください。もっとこの話題をわかりやすく言うと、ニュースの記事のツイートを中身も見ずに題名だけ見て意見することを避けましょうみたいなことです。最初に目に入ってくるものだけで思ったことを言いがちなのはTwitterの特徴ですね。しかしこれでは考えたり疑ったりできていません。でも本当に知識がないものだと疑いようのないものって出てくると思います。しかしそれを避けていくために気付かせてくれるのはリプ欄だったりもします。特にバズったものは正しいんだと思い込みがちですよね。大衆の支持を得ているように数字が見せてきますから。でもリプ欄を見れば、あーそういうこともあるんだって思えることも書いてあったりするので、それをきっかけに調べ始めたりしてみるといいかなと思います。勘違いしてほしくないのは、それをきっかけにしなければならないことです。その前に納得してしまっては同じですからね。
まとめ
今回の記事いかがだったでしょうか。正直書きなぐりみたいな感じなので、読みにくかったらすいません。情報リテラシーは現代では非常に大事です。年齢は関係ありません。個人の意識が左右します。僕は良く情報収集ツールとしてTwitterを見ているのでだいぶ情報リテラシーを高くできてたのかなと思います。皆さんも習慣にしてみることが大事だと思うので、日々意識してみてください。
あとは知らないことを認めることは大事かもしれません。これは聞いたことあるし、大丈夫だろみたいな奢りがたまーに間違いを拾ったりしますしね。まあ全部が全部正しいという裏付けが取れるわけではないので、仮定とかでも良いので考えるのが大事かも。
この記事が誰かの参考になり、少しでも快適で有意義なSNSライフになることへ貢献出来たらうれしいです。SNSはうまく使えば人生が変わることを僕は知っているので。それではさよなら!
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