Imperfect is perfect.
振り返ると、
全てが計画通りだったように感じることがある。
転勤族だった私は、小学生の頃に何回か転校を経験した。
転校することを親に知らされてからは、
毎日一緒に遊ぶ友達に会えなくなることが悲しくて、悲しくて、離れる最後は毎回泣き疲れていた。その頃は一生会えなくなる訳ではないなんて、
考えることもできなかった。
社会人になって異動が知らされたときも、
泣いてしまう私だった。
涙もろさは中々変わらないものなのだと。
ただ、一つ大人になったと思う瞬間がある。
それは、
「物事は全て、より良くなるために起きている」
と思えるようになったこと。
振り返ってみれば、
転校した先でまた親友ができたし、
異動した先で私の人生を変えてくれた人達に出会えた。
この悲しみも、美しさの一部なんだね。
どこかでみて、メモしたことば。
そうだよ、そうなんだ。
だから、今悲しくても、
それは予定されたこの先の喜びの前振りでしょう?
と思えるようになった。
Imperfect is perfect.
人生は不条理だ。それでいて完璧なんだ。
何かうまくいかなくても、
それこそが「完璧」の一部なのだと信じて。