生い立ち①~両親のこと~
私はとある田舎の普通の6人家族だった。4人兄弟(兄・私・弟1・弟2)の唯一の女の子。
父のこと
父方の家系は地主でお金も社会的ステータスもあった。そんな父は某有名企業で働いていた。お酒を飲むと、いつも母に暴力をふるっていた。私の1番古い記憶は3歳くらいの時。おもちゃがたくさんある和室に布団を並べて寝ていると、酔った父が母をボコボコに殴り、母が泣いている姿。今でも寝る前に布団の中に入るとフッと思い出す。怒鳴り声と泣き声を・・・。父と母2人セットの記憶は“暴力”。時に、包丁持ち出されて、包丁やガラスにコップが飛んできていた。
母のこと
母方に家系はお金使いが荒い家庭だった。自営業に失敗し数千万の借金をした上に父方の家に借金をし、自己破産をし、借金の返済はしなかったらしい。もしかしたら、それがきっかけで私の家族は崩壊したのかもしれない。母はネットワークビジネスにハマり、借金をし、父が帰ってこない夜はスナックで働いていた。いつも喧嘩が絶えず、暴力を振るわれてアザだらけ。父から受ける暴力を子どもへも暴力で発散しているような母だった。
そんな両親のもとに生まれた。