離婚への道のり2・調停1(後半)


1回目の調停のつづきです。

再び私の番

時間が長引いたことをまず説明されました。
夫が持ってきた書類をもとに収入を計算するのに手間取っていたそうです。

夫は自営業なので、
源泉徴収票がありません。
確定申告の控えがあれば良いのですが、
これまで確定申告の書類作成も私に任せきりだったため、家のどこにあるか分からないとのこと。

自分の収入を証明するすべも知らないなんて滑稽すぎる。
少し調べれば分かることなのに。

面倒なことは全て人任せ。
臭いものは見ないふり、
悪いのは全部人のせい。
そんな人だった、と
色々な感情が湧きだします。

おっと、、
愚痴になりそうなので話をもとに戻します。

ちなみに、税務署に申請すると
前年度の確定申告の開示請求ができます。
必要書類があり、
手にするまでに1カ月はかかります。
詳しくは国税庁ホームページに出ています。

ということで、
確定申告の控えを探してあげるように言われました。
子どもかよ。。

その他には
夫が婚姻費用の支払いについて納得していないことや、
自分の生活も苦しいから提示した金額は払えないと言ったこと、
私に対して抱いてる感情について(不満)
など夫と調整員さんが話した内容も教えてくれます。

婚姻費用の支払いについては、
払いたくなくても義務があるということを調停員さんが夫に何度も説明してくれたそうです。

それでも納得していなかった、らしいですが。。


次回の調停の予定

お互いの収入が分かるものを用意しないと
妥当な婚姻費用を割り出すことができません。

次回の調停までに
私の側は、源泉徴収票を用意すること。
夫の側は、その確定申告の控えを用意すること。

金額を出すのは次回に繰り越しとなりました。


次回のスケジュールを調停員さんと調整し
また待合室で待機します。

夫にもスケジュール確認がされ、
いくつかの候補日の中から
次回の日程が確定します。

1回目の調停終了

待合室で次回の日時が告げられ、
『帰宅していいですよ』
となりました。


待合室を出れば、
また夫と鉢合わせになる可能性があります。
夫がまだ調停室内にいるであろうタイミングで
サッサと裁判所をあとにすることに。

エレベーターを待つ時間も怖いので、
階段をダッシュで駆け下りました。

合計で2時間半くらいかかりました。

感情的になってしまう部分もありますが、
待合室で待つ間にその感情を戻すこともできて
うまくできてるなと思いました。

ちなみに待合室や裁判所の中では携帯電話は使えません。

待ち時間が静かに心を落ち着かせる良いタイミングになりました。


次回の調停は1カ月後です。

帰り道に

別居をはじめて半年。

日々の生活に余裕がなく、不安という感情も湧かない程に必死で毎日を過ごしていました。

お金はないけれど、ようやく前向きに生活できることへの安堵。

お金が足りないことに関しては、私の認識の甘さを思い知りました。

どうにかして収入を増やさなければならない。

食べ盛りの子どもたちのお腹を満たすことばかりを考えていました。

調停が始まり、婚姻費用をあてにしてしまったところがまた甘いのだ、と。その後に思い知るのですが…

前に一歩踏み出すことができた。

それだけで満足な帰り道でした。

離婚への道のり・調停3 へ続く

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