離婚への道のり4
2回目の調停へ
婚姻費用分担請求の調停申し立てで必要になるもの。
夫の収入が分かるもの(コピーでよい)は別居する際に必ず持って出るようにします。
別居後に手に入れるのは簡単ではありません。
私の場合は、まだ住民票もうつしていないし、離婚もしていないので、
役所に行けば
夫の納税証明書は手に入れることはできます。
すぐに住民票を移す場合は、
同居しているうちに手に入れておくといいと思います。
夫は自営業で、
確定申告も私1人でやっていました。
なので、
前年度分の申告控えをコピーして
別居グッズとして保管しておきました。
このコピーを持って
2回目の調停に行ってきました。
婚姻費用分担請求【2回目】
弁護士の先生によると、
早ければ今回で婚姻費用分担請求の調停は終了するかもしれない。
とのこと。
お互いの収入から
妥当な婚姻費用を割り出し
交渉して
納得する額が決まる。
という流れを想像していました。
夫の経済状況はすべて把握しているので、
支払える額も分かっていました。
それ以上の金額を請求するつもりはなく、
その旨は調停員さんにも伝えました。
①ローンの連帯債務人になっている家を売却したい
②離婚が成立するまでの期間
婚姻費用をきちんと支払ってほしい
こうして文字にしてしまうと
実に単純なこと。
調停を申し立てるほどのことでもない。
弁護士からも、どちらかというと簡単な案件です、と言われました。
別居の理由があいまい?!
調停員さんの話の中で
裁判官に「別居の理由があいまいだ」と言われた。
とありました。
あいまいだから、
婚姻費用は義務として生じるけど
「それほど有利にはならない」
ということらしいのです。
調停を申し立てる際、
理由を書く欄があります。
「DV」「不貞行為」みたいな
はっきりとした決定的な単語で説明できず、
勤労意欲がないとか
すぐに実家に帰り連絡が取れなくなるとかを弁護士さんが書いて提出しました。
それを見た裁判官が
別居の理由があいまいだと言ったそうです。
他人に伝えようと言葉にするのは難しいです。
借金、債務整理
育児に協力しない
家事しない
子どもたちに無関心
急に仕事に行かなくなる
色んな問題から逃げる
全部人まかせ
暴力はないが暴言はあった
…などなど
10年以上の積み重ねです。
裁判官にこの日々を
どうやって一言で説明できるのか。
裁判官から言わせると
「甲斐性のない旦那」
それくらい支えてやれよ〜
程度の感想なのでしょう。
確かに私よりもっともっと深刻な方もたくさんいます。
先送りできない理由があるから
別居を決心したのです。
子どもたちと私の生活を守るためです。
一番の理由は
「色んな問題から逃げる」
ことだと思います。
仕事しない、収入がない。
では、家のローン支払いはどうするの?
と、なった時に
夫は「しょうがないじゃん」と
一言。
挙句には、
「お前が貯金しておかないのが悪い」
と、責任転嫁。
大学受験間近の息子に
「金がないのに塾なんか行くな」
と言った時には
抑えきれず、大げんかになりました。
別居を決意した瞬間でした。
いつも私ひとりで金策に走り
私の親に借りもたくさん。
お金のことだけでなく
子どもたちに無関心なことも
大きな理由です。
悩みを聞くどころか
「いってらっしゃい」「おかえり」
もなし。
試合の日
試験の日
体育祭の日・・・
「頑張れよ!」
こんな一言を子どもたちにかけることもありません。
小学校は入学式、卒業式にも参加せずに家で寝ていた人です。
中学以降は、
学校行事はもちろん
部活の大会にも顔を出すことは一度もありませんでした。
参加せずとも
家にいる時くらい子どもに
学校の様子を聞くとか
調子はどうだとか
小さな関心を持ってくれれば
まだ我慢もできたでしょう。
逆に同居する意味を問いたいくらいです。
こんなことの繰り返しでした。
どこがあいまいなのか
裁判官に聞きたいです。
これを一言で決定的に語るなんて、、、
離婚とか別居って
おそらく積もり積もった理由の人がほとんどじゃないのかなぁ
調停2(後半)につづく
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