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昼間だけど夜逃げ計画・5

ペット可の物件

住まい探しの続きです。

一番手を焼いたのが『猫2匹』可能な物件を探すことでした。

ネットで探していても、
【ペット可】のキーワードを入力すると、
一気に物件数が減ります

さらに

そのペットが【猫】となると、
さらに限られた物件になります。

さらに

【猫2匹以上】となると、
問い合わせてみないと可能かどうか分かりません。

ネットでの【ペット可】というのは、
小型犬1匹と考えていいと思います。

猫2匹が可能かどうか、
数件問い合わせてみました。

・ほとんどがNG
・可能でも、敷金2ヶ月分〜3ヶ月

このどちらかでした。

最近では、
敷金ゼロが珍しくないので
敷金を計算に入れていませんでした。

予算を組み直す必要がでてきました。

引越し予算として、
仲介手数料 1ヶ月分
家賃 1ヶ月分
敷金 2ヶ月分
保証会社 約1ヶ月分
保険、鍵の交換

合計 家賃5ヶ月分プラスアルファを契約時に支払うことになります。
(分割に応じる会社もあります)

家賃7万円なら、35万円です。
プラス
引越し会社の費用
最低40万円を用意しておく必要があります。

贅沢を望まなければ難なく見つかるだろう、、
と思っていました。
しかし、
動いてみて初めて知ることが沢山ありました。

契約の際の保証人

探し始めると、
選択肢はほとんどありませんでした。

条件に合う物件があったので、内見してみることにしました。

特に不満もなく
契約しようと決心しました。

書類を作成している最中、
不動産屋へ大家さんから問い合わせがありました。

「旦那さんはいないんですか?」

不動産屋さんから大家さんに別居の旨を伝えてもらいました。

電話を切った後に不動産やさんから
申し訳なさそうに
「保証人を立ててほしい」と言われました。

保証人か。。

保証会社利用なら保証人を立てずに進められるのに、
やっぱり信用されてないんだな、
とがっくりきてしまいました。

大家さん側からすれば、
きっと今までにも未払いで苦労された過去があったのでしょう。
ある程度は覚悟していました。

保証人

学生の頃、
一人暮らしをする際、
奨学金を借りる際、
保証人と言えば親にお願いしていました。
当たり前のように。

その親も年老いて
現役を退いています。

別居なのだから、
当然夫の関係する親族も無理。

残るは兄弟だけです。

安定した収入がある兄弟。
結婚して子育てに忙しい姉はダメだし、
仕事を辞めたばかりの弟にも頼めない。
たった1人いたいた。
兄にお願いすることにしました。
良かった〜
お兄ちゃんにこんなことで頼る時が来るなんて考えていませんでした。

兄弟がいなかったら、どうするんだろう。。

私は兄弟が多いので助かったけど、
同じような境遇で、
保証人を見つけられない人もいるんだろうな。

これから家を出て離婚しようと考えている私。
自分の保証人になれる身内が1人しかいない事実を知りました。

色んな人や物に囲まれて、
感覚が麻痺してしたんだろうな。
自分一人で生きていけるなんて思ったら大間違い。
簡単なことではない。
決して勘違いして進んではいけない。
こんなことでは、
子どもたちの生活を守ることはできない。

改めて
自分の意思の固さは本物か?
一時的なものではないか?
もう一度時間を置いて考えようと思いました。

こんなこと、
この先に山ほどあるんだろう。

自分の覚悟の甘さに不安を覚えました。

少し時間をあけて
また探すことにしました。

6へ つづく


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