写心って?
写真ならぬ写心という言葉がある。
これはおそらく心をこめて撮った写真の事を意味すると思われる。
「親が撮る子供の写真」などは正にそうだろう。
テクニックよりも気持ち。
そんな意味で語られることも多いように感じる。
もちろん、それを否定する気持ちは皆無だ。
では、普通の写真と写心の違いはなんだろう?
構図された写真である限り、どこかに違いがあるはずである。
超自然的・心霊的な世界の話はこの場合却下だ(笑)
そして、写ってもいない事柄も意味をなさない。
「コレを撮った時の私はこうだった」なんて話は、
写真にその要素の一端でも無い限り伝わるわけがない。
・光
・構図
・露出
・絞り
・シャッター速度
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・タイミング
・被写体への知識(自然や風景の場合)
・被写体からの信頼(人や動物の場合)
これらが写真を構成する要素だ。
おそらく、写心の心たる部分は最後の3つだろうか。
この3つが良ければ
「(写真の出来が悪くても)いい写真」とされそうである。
しかし、真の写真家であるなら、
すべての要素をクリアすることを目標とするべきだろう。
下の3つの要素だけで語ってはならないと思うのだ。
・・・とここまで書いて、ハードルを上げまくった自分に反省している。
model : M
Panasonic LUMIX S1R
SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM