SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM L-mount

画像1

ようやく、MC-21経由ではなく、Lマウントの SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM を LUMIX S1Rで使用してみたので、その印象を...。

★AF
 MC-21経由でのモッサリとした印象とはガラリと変わってキビキビ動作するし、フォーカスに迷うようなことも無さそうである。ピントは正確に合い、MC-21経由でのよろしくない印象は解消された感じ。MC-21経由だとポートレイト撮影では少々困った感じでしたがこれなら積極的に使える。コントラストAFでのウォブリングも少し発生するけど、キビキビした動作のせいで気にならない。動きモノを追いかけない限り問題になることはないと思う。

★動物認識
 狙う時点でのレンズのフォーカス位置によって被写体がボケすぎて認識できないことが結構ある。近距離では厳しい場合が多そうです。大口径レンズの宿命のような気がしますね。ある程度離れれば認識できるので良しとするべきかもしれません。MC-21経由のときは本当にマトモに使えなかったのですが、使えない場合があるという程度ですので雲泥の差です。

★使ってる感じは、
 マウント取付部の剛性が高いので安心感が全然違いますね。コントラストAFに向いていない超音波モータ―でのAF動作ですが、上手くコントロールできてると思います。光学一眼レフのようなAF精度に悩まされることもなく、思い切って大口径単焦点を使えるのはメリットが大きいです。

★画質
 画質そのものは、MC-21経由での画質と変わりませんが、相変わらず良い描写をするレンズです。今でこそ35mm単焦点レンズは高画質なものが出てきてますが、このレンズはもちろん現役レベルでトップクラスの良い描写をします。ミラーレスで使うことにより、このレンズの実力が100%発揮されるのが大きなメリット。SIGMAからはF1.2のミラーレス専用レンズも既に発売されてますが、F1.2が必要ないとか星撮りしないよって人はコチラのレンズの方がコストパフォーマンスはかなり高いです。

Panasonic LUMIX S1R
SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM

いいなと思ったら応援しよう!