みんな松本泰志さんスキな!(vs鹿島アントラーズ)
松本泰志さんのゴール、泣けたなぁ……。
はじめはだれのゴールかわからなかった。スタジアムの大型ビジョンに松本泰志って出てやっと知るわけだけど、ゴールスコアラーとして名前がパッと表示された瞬間、まわりから歓声というにはあまりにもゴツい、声の集合体みたいなのがドッと沸いた。なんだよみんな、そんな松本泰志さんのことスキだったのかよ。
がんばってるわりに、ゴールの数がいまいち見合わない松本泰志さん。紆余曲折あってのいまだし、もっともっとむくわれべきだっていうのは、ぼくだけではなくサポーターさんたちにとっても共通の見解だったようで。なんだかちょっとうれしかった。"やったね泰志さん!"の気持ちとあわさって、感極まってしまった。あげく、"わざわざカシマスタジアム来てよかった"、"来た甲斐あったわ"などとしみじみしだした。試合中だというのに。
東京駅からバスに乗って、首都高ぐるぐるしてるあいだに車酔い、潮来インター降りるころには頭痛も追加されてフラッフラ、やっとこさスタジアムついて駐車場に降り立ったときには「来るんじゃなかった」と後悔していたくらいだった。でも結果来てよかった! 体調が落ち着いたあとにもつ煮込みも食べられたし、今回の遠征、大正解!
などとゴールのあとチャント歌いながら浸っていたところ、ソッコーで冷や水ぶっかけられることになった。あっという間に自陣に鹿島さんが侵入してきたのだ。浸っている場合じゃなかった。涙もあっさりと引っ込んだ。ゆっくり歌わせろよなもう。野暮なんだから。まぁ、松本泰志さんらしいゴール後だった気もする。なかなか調子に乗らせてもらえないあの感じとか。
そのあと試合が止まったときにまた、サポーターさんたち物足りなかったのかな、もう1回泰志さんのチャントが歌われた。おもわず笑った。どんだけスキなんだよみんな、松本泰志さんのこと。まぁぼくもスキなので、もちろんノリノリで歌わせていただきましたけども。