なぜ男子は少年ジャンプを読み続けるのか?
いつだったか、こんな題名でコラムを書いたことがある。表題のままなのだが、僕は未だに少年ジャンプのある連載が気になる。まぁ、ONE PIECEなんだけど、コンビニの立ち読み程度で買ってまで読まなくなってしまったが、たしかに少年ジャンプは読み続けている。もう33年になるだろうか?
少年ジャンプの黄金期ってご存知だろうか?「SLAM DUNK」「DRAGON BALL」などが連載されていたころが少年ジャンプの黄金期だ。週刊で650万部というモンスター級の発行部数を誇った。隣の奴も、先輩も、後輩さえ、男子はみんな少年ジャンプが好きだった。
では女子はどうだろう?ちょっとだけ気になったので書店の少女マンガコーナーを見回ってみた。すると驚くべきことが解る。少女漫画の雑誌は月刊誌であることが多いのだ。つまりは毎月一回、その連載を楽しみに待つ忍耐力が備わっているのである(しらんけど)。
で、もう一つ気が付いたことがある。少女漫画は連載誌別に明確に年齢層が別れているのだ。
つまりは「なかよし」⇒「ららor花とゆめ」⇒「マーガレット」…と年齢を重ねるとともに読む内容が変わっていくのである。成人後には「anan」などのファッション誌や「和樂」などの文化的雑誌、映画、雑誌のための雑誌となり、ついに妙齢になればゴシップ誌へと移行する。
さて、おわかりだろうか?女子の場合はその年齢を重ねれば重ねただけ、読むモノが変わる。つまりは精神年齢と身体年齢が一致していることになるのだ。
では男子はどうだろう?
「少年ジャンプ」に始まり、成人しても「少年ジャンプ」、年を重ねて妙齢になっても「少年ジャンプ」を読んでないだろうか?「少年マガジン」や「少年サンデー」は「少年ジャンプ」を読み終えた水曜日に発売するので次号の「少年ジャンプ」が発売されるまでのつなぎ的役割で、月曜日になればこぞって「少年ジャンプ」を読んでないだろうか?
「少年マガジン」や「少年サンデー」は「少年ジャンプ」の派生的週刊誌で、男子の場合、年を重ねるとその派生的読み物が増えるのである。
さて、おわかりだろうか?
男子が「少年ジャンプ」を読み続ける理由は”肉体年齢と精神年齢が一致しないことが原因”と言えよう。当たらずとも遠からず、ではないだろうか?
つまり、僕にも当てはまるんだよな~と、来週のONE PIECEは休載らしいぜ!みんな!!