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湾仔でついに警察が実弾を発射した~香港動乱

たまたまアベマニュースを見ながら原稿を書いていたのだが、臨時のニュースがけたたましく鳴った。一瞬身構えた。どこかで災害なのか、どこかで大きな事故があったのか、ニュース番組の緊急速報は観ている側にもそれくらいの緊張感をもたらすのだ。

香港の湾仔でついに警察隊が発砲した。この一報をリアルタイムで聞いた。そしてこれを書いている今でも、このニュスが続いている。

ツイッタランドでは香港の革命の雄が日本語で香港の状況を伝えている「私達は真の自由と法律を作るまで諦めない」と。
香港は好きな国の一つ。というよりも地域。独特のカオス感が日本にはどこにもなく、どことなく変わらないような景観をしているのだが、凄まじいまでのスピードで変化し続けている。隣のサイバーシティ-深センの影響もあるのだろう。とにかく、香港の裏路地の雑踏は時代の進行に逆行したような姿を今でも残している。

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警察官がバンバン催涙ガスを打ち込んでいる。デモ隊は火炎瓶で応戦している。ゴム弾の使用も許可されているようだ。
銃声が鳴った。一発のようで空に打ち上げられたようだ。警察官の後ろに居たキャスターがその音に反応して一斉に後ろへ下がる。
火炎瓶の影響か、道に炎が広がっている。
デモ隊が打たれたようだ。真偽の程はわからないが、混沌としている。そして最前線でデモ隊が抗議活動を続けている。

これは「対岸の火事」なのか?僕は決して対岸の家事ではないと思う。
デモ隊は日本でもいるのだ。このまま日本がおかしな方向に進んでいったら、誰かが声を挙げるのだろう。そのときに過激にならないように、そこだけ切に願いたい。

また、香港に平和を。暴力でなく対話を。社会の歪にどうか暴力を使わないでくれ。


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岩田 武
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