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なんで縦書きのメディアがないんだろう?

さて、今日は珍しく一日、外出先で仕事をしていた。さて、と書くとなんだか高尚そうな文章に見えてしまうからあまり使いたくないのだが、さて、今日の出来事をまとめようなんて自宅オフィスのデスクに座り、資料を広げているとふと新聞の切り抜き記事がまとめられた資料に目が行った。
久しく新聞は読んでいなかったためか、妙に新鮮味を感じると同時に、ふと「なんでWebメディアには縦書きのメディアがないんだろうか?」なんて思ってしまった。

縦書きメディアに慣れてる人はどんな人?

縦書きメディアといえば新聞、雑誌なんかが思いつく。雑誌出身のため、縦書きレイアウトには慣れているつもりだったが、ここ数年、特にフリーに転身してから縦書きメディアで書いたことなんてないんじゃないだろうか、いや、ない。
縦書きメディアって、日本だけだよね、と思うと同時にそのレイアウトデザインはとても考えられて作られているし、写真の挿入やキャプション、構成に至るまですべてデザインだとも気づく。詰まるところ縦書きに慣れてる人はそれだけ日本語に慣れ親しみ、読み慣れている人なのではないだろう。
縦書きのなにか、新聞でも雑誌でもいいから読んでみると驚くくらいスラリと読めてしまうのは国語力の賜なのかもしれない。

縦書きメディアってあるっけ?

なんだか独り言のような話で申し訳ないのだが、新聞のレイアウトってデザイン性が高いなと思う。それは縦書きだからかもしれないが、流れるように文章を読めてしまうように作ってある。写真もキャプションも絶妙な配置なのだ。
で、Webでは違和感はないのだが、横書きの雑誌に違和感をおぼえるのは生粋の日本人だからだろうか、違和感というかなんだか気持ち悪く感じるのだからこの職業の職業病だと思う。
英語圏では横書きが当たり前だし、日本だけじゃないか?縦書きで文字を読ませるのは、なんて思ったり。文芸書には横書きの文化は浸透していないが、ビジネス書の中には横書きのものもある。だから編集さんとか大変だよなと思うと同時にWebメディアに縦書きで読ませるメディアがあってもいいんじゃないだろうか?とも思う。いいんじゃないかと思うだけで、自分がそれをやろうと思わない無責任さはあるんだけどな。
と、いうわけで誰か縦書きメディアを作ってくれ、執筆陣で参加したい。


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