2023.05.20
早朝に出発して、帰国するハウスメイトの見送りに。
寝ずに朝を迎えて、妙にアドレナリンが出ていたのか、バスの中でもあまり寝ずに到着。
彼は、僕がシェアハウスに入居したその日からよく話しかけてくれた人だった。
シャイだけどとてもフランクで、日本が本当に好きで。
そして彼はラーメンが大好きで、何度か近所に食べに行った。
自分に厳しく、他人に優しい、とても真面目な人だ。
ハウスメイトを見送るのはかれこれ5回目で、少し慣れてもしまったけど
そして連絡不精な僕は継続的に連絡を取るということができずに今に至るけど
根拠もなく、また会える気がしている。
というか、また会いたいから、たまには連絡をとって、つながっていようと思う。
また会えるだろうと呑気に思ってるだけでは、現実にならない、のかもしれないし。
きっとまた会う。
その後、急遽、娘に会うことに。
お別れしてから、かれこれ9ヶ月ぶりになる。
会わない期間が長くなるほど、どんな様子なのか、全くわからなくて、どんなふうに過ごすのがいいのかも、暗中模索状態だったので、とにかく久しぶりに会えてよかった。
もうすぐ2歳になる娘は、やっぱり大きくなっていて、少し顔立ちも変わって、もうたくさん歩くし、ちょっと喋るし、喫茶店ではオレンジジュースをぐびぐび飲んでいた。
広い公園に向かって、「歩く?」と聞くと、「歩く!」と元気に応えてくれた。こうして少しずつ意思疎通もとれるようになっていくんだな。
興味の赴くままにどこまでも歩いていく娘と手を繋いだり、しまいには振り払われて追いかけて一緒に歩いたりした。いろいろな色のものを確かめて、メロンパンに興味を示し、何らかのイベントブースからやかましく流れる音楽に少し踊ったりと、いろんな様子が見れた。
たいしたところには行ってないけど、娘が気の赴くままに動き回るのも受け止めて一緒になって歩き回って、彼女の内から湧いてくる気持ちを抑え込まずにそれを支えるような、あるいは一緒になって遊んだりするような、言葉にすると堅苦しくて大袈裟にも思えるけど、そういうことが少しでもできたなら良かったと思う。
何より、笑う顔が見れてよかった。
これからもっと、いろんなところに連れていきたい。
スマホの万歩計を見ると、この日は12kmも歩いたらしい。
普段全く身体を動かさないので、帰った頃には足がガクガクしていた。
真夏のように汗もかいた。
アドレナリンがおさまらないのか、まだまだ深くは眠れなかった。
音楽は、相変わらずライブラリの中から良いなと思うものを探して聴いてみたり。まだまだ受動的なもんで、それでも何か心が動く音楽を聴けたら御の字、というようなぬるい気持ちで聴いている。
この日は、ライブラリにあるのに全然聴いたことがなかった、カーティス・メイフィールドを聴いてみた。暑い季節に合いそうな、スウィートだけどリズムが情熱的な音楽だった。パーカッションも良い。ソウルミュージック、あるいはファンクと呼ばれるもの。
Curtis Mayfield - Superfly
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