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9.五線譜の記号など その1
クロマチックハーモニカ(クロモニカ)用のほとんど楽譜には数字がついているのですが、ずっと数字にたよっていてはクロモニカ用の数字がついていない楽譜を演奏できません。また、クロモニカ用の楽譜があっても、数字だけでは長さやリズムがわからないので聞いたことがない曲は演奏することができません。
ですので、少しずつ五線譜も読めるようにしていきましょう。今回は五線譜によく出てくるもっとも基本的なものを紹介します。
~略~
まず、平行に5本の横線がひいてあります。これが「五線」です。下から第1線、第2線、第3線、第4線、一番上が第5線です。また第1線と第2線の間を第1間といい、順に上がっていって第4線と第5線の間を第4間といいます。五線上のどこにオタマジャクシのアタマがあるかで音の高さが決まります。
①赤い丸 ト音記号。ほかに「ヘ音記号」「ハ音記号」があり、これらの音部記号のどれがかかれているかによって同じ線(間)についている音符でも高さが変わります。クロモニカではト音記号だけ読めれば大丈夫です。
②黄色い丸 曲の速さが指示されています。これは四分音符が1分間にぴったり60個入る速さです。ようするに四分音符の長さが1秒間ということになります。
③青い丸 4分の4拍子と同じ。1小節に4分音符が4つ入ります。
④緑色の丸 音符。これは黒いたま(符頭)+ぼう(符尾、符幹) で4分音符です。
⑤紫色の丸 休符。休符の間は音を鳴らしません。この場合は4分音符と同じ長さの4分休符です。
⑥オレンジ色の丸 小節線または縦線。小節線と小節線の間が小節です。
➆黄緑色の丸 終止線。曲の終わりに使われる小節線です。