ねこがきた ⑧花の中のねこ
2020年11月16日の記録。
はじめて姿を見てからわずか1ヶ月ほどで、私が庭に面した窓のところに来るのを待っていて、自ら窓の足元まで出てくるようになった、庭に来る猫、
ビビさんです。
間近に全身が見えるようになって、長いしっぽの、たぶん少し大きめの子猫(人間だったら小学校高学年から中学生くらいか?)だろう、ということが確認できました。
この頃、猫については全く知識がなかった私は、この猫の柄を「キジトラ」と思ったのですが、後に違っていたことが判明します。
猫が来るようになった窓下には、この季節、ちょうど庭の一年の最後の花である菊の花が咲きはじめていました。
この花の景色も相まって、これからこの菊の花が咲き終わるまでの日々が、庭にいた頃のビビとのいちばん穏やかで幸せな時間だった気がします。
この後、色々と大変なこともあるのですが、この庭での記憶があったことで、ビビを信じて頑張れた。そんな大切な時間だったと思います。
🐈⬛続く
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