ねこがきた ねこのお水のこと
暑い日が続くので、お水について書くことにしました。
全ての生き物にとってお水は大切ですが、猫にとってはお水は特に気をつけてあげる必要のあるものと言われています。
猫は、もともと砂漠のような水の少ないところで生きていた先祖の身体の仕組みを受け継いでいて、あまりお水を飲まず、少ない水分を使って、濃縮した濃いおしっこをするようにできています。
では、水はいらないのでは?と思ってしまいそうですが、そうではなくて、
水を飲まないと、おしっこをどんどん濃縮する腎臓に負担がかかったり、濃いおしっこを溜める膀胱や尿路を痛めたり、結石ができたりしてしまいます。
猫にはそれらのトラブルが多いのだそうです。
なので、水を飲んでもらうことはとても大切です。
あまり水を飲まなくても平気と思っている猫に、水を飲んでもらうには、
とにかく猫の通り道にいろんなタイプの「水」を置いて、「飲もうかな」と思わせるのがポイントだとか。
獣医の先生からも、大きい器が好きな子、小さいのが好きな子、流れる水が好きな子、お湯が好きだったり、中には水道から流れ落ちてる水しか飲まない子もいる、とにかくいろいろ試してみるように、とのご指導があって、私も家のあちこちにいろいろな「ねこの水場」を作っています。
これは見出しの写真の窓のところに置いてあるガラス容器。
冬から春にかけては、毎朝ここで水を飲んでいました。見た目は涼しそうですが、夏になったら何故か全く使用しなくなりました。暑い季節は日の当たる窓辺の水を本能的の避けるのでしょうか?
この器には浄水器の水を入れてます。
獣医さんから、そういうのもある、と教えていただいた陶器製。
たまに飲みます。入れているのは浄水器の水。
中にポンプとフィルターがはいっていて、循環させた水が湧き出す感じの電動給水機。動きがあると飲む、というお話もよく聞くので導入してみました。使うのに時間がかかりましたが、今は飲めます。
入っているのは水道水。
トイレに行く時も一階ニ階の往復時にも寝室に行く時にも必ず通る、猫が一番通過する場所に置いたもの。階段を上り切ったところです。
この水はよく飲んでいるようです。水道水。
猫が来たばかりの時から2年間、ここに置いてあったケージの中にあった給水機。2年経って、ケージを片付けた際、単独で置けるスタンドに取り付けて同じ場所に残したもの。
家に来たばかりの頃、この給水機にすぐ慣れてよく飲んでくれた思い出の品。
水道水。
夏場はこの部屋で寝ているので、ここで飲んでいることもあります。
水道水。
一番大きい器です。夜、遊んで一階の廊下を走り回ったあと、よくこの水を飲んでいます。水道水。
以上7個の器の水を、夜寝る前に交換するのが私の日課です。
容器に深く顔を突っ込むのを好まず、縁を舐めるようにして飲むので、水はできるだけヒタヒタに入れています。
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