優しい男が死ぬほどモテない理由。
9割女は「優しい人が良い」という
合コンなどで好きなタイプを聞かれた際によく女はこんなくだらないことを言うだろう。
👩「優しい人」
ここで筆者は、あまりに無難な答えにイラっとする時がある。そしてこの答が如何に浅く、嘘っぽいのであることを分かっている。だからこのように返しているのだ。
👨「皆優しいよ、優しい以外は?」
「優しい」とかより重要な答えを言おう。女は「見た目が良くて、能力のある(=社会的にステータスがある)」男が好き。
本当は優しい男ほどモテない
日本では草食系男子が増えているように、現代の男は無害で優しく温和になりつつある。このような男が女性にとっていい事だという意見は深刻に馬鹿げている。これは日本に限る話ではない。国や文化に関わらず、女は優しいだけの男を心から毛嫌いする。ぶっ飛ばしたいぐらいだ。女は危険な男でありながらその危険さをコントロールし、場合によって優しく変貌できる男が好き。そして女性は男性の危険性を手なずけたいと思っている。少女漫画を見れば、ヒロインに対して一途で最初から最後まで優しく接する男が登場する。そういった男が報われることを一度も見たことがない。挙句は普段雑な扱いをしているドSなライバル男にすべてを取られるのだ。
男はとても視覚的な要素に左右されやすい。単純明瞭で女性の見た目を見ている。相手が可愛いかったらすべてが良しとなる。その一方で女性はより複雑だし文学的で、男との関係の中で自分の物語を作りたかっている。「ハレークイン・ロマンス」を知っているか。魅力的で純潔だったハレークインはジョーカーに恋をする。歴史上世界の女性の間で最も爆発的に売れた小説がある「Fifty Shades of Grey」だ。女子大生の主人公が、サディストの性的嗜好を持つ大富豪の男性と知り合い、SMの主従契約を結ぶという内容の恋愛小説だ。
そして男女の差を調査してきたGoogleのエンジニアによると、女性が好きなポルノジャンルが下記五つであることが明らかになった。
①バンパイア
②狼人間
③億万長者
④外科医
⑤海賊
これでも女性が「優しい男」を好むと思うのか。
単純に優しい人になってはいけない
人は優しい人が優しくない人より道徳的に上にいると勘違いする。それは致命的に間違った考えである。もしあなたが残酷になる能力がなければ、必ず残酷な人にやられることになるだろう。また、もしあなたが正しい方向で優しさを捨てることができれば、より自身を尊重し、自分が尊重されることを周りに求めるようになるだろう。したがって、優しいことが優しくないことより優れていることは完全に間違っている。
下記二つのタイプの人間がいる。
1.いつでも誰にも優しい人
2.状況によって優しさをコントロールできる人
実は殆どの武術精神が「2」の方に焦点を当てている。すべてに順応するのではなく、暴力性を最小限に抑え、戦いを避けながらもしっかり主体性を持つように訓練するのだ。また、喧嘩が上手い人ならば、喧嘩をせずにしても自信を持ち、相手に自信があることに気付かせることができる。
恋愛も同じだ。ひたすら優しい人より、優しさをコントロールし、厳しく対応する人。そういった人ほど頑張って優しさをアピールしなくても、女性に本当の優しさに気付かせることができる。
無害な王子ではなく、自制心のある野獣になろう
女性が異性に求める「良い人」は、優しい人ではない。とても危険でありながら、その危険さをコントロールできる人だ。この現象は女性が主人公のディズニーの作品で見かけることができる。その一つが「美女と野獣」だ。作品の中で美女が興味を持つのは野獣から変身した王子ではない。目の前にいる野獣に深く関心を寄せている。野獣でありながら洗練され、節制された部分に魅力を感じている。
無害な王子ではなく、自制心があり、優しくなることのできる野獣になろう。