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革細工で普段使ってる道具をご紹介🪡③回目🪡


こんにちは。
針と革2521です。

朝晩ちょびーっと涼しくなってきた気がしますが…私が住む京都は昼間はまだ誰かが蓋をしてるみたいな暑さです☀

夏は革製品はちょっと敬遠される季節ですがこれから秋冬、革の季節がやってきます🙌🙌

さて、前回からの続きで革製品を作るために使う道具のご紹介です。
前回までの記事は、「革細工で普段使ってる道具をご紹介①/②」になります。

今回は「金具」とそれに使う道具をご紹介します。

カシメ
重ねた革を束ねる金具です。
革細工だけでなく、色んなものに使われていると思います。
縫わずにカシメだけで形にしていく事もできますし、装飾の意味もありますので見た目も✨
大きさが「極小・小・中・大」があり、それぞれのサイズに合った打棒を使って留めます。色も様々ありまして、素材の色や雰囲気に合わせて選びます😎

カシメと打棒


カシメの使用例


ハトメ抜き
平たく、穴あけです🔨
丸穴をあける機会は非常に多いので、一番よく使う道具かもしれません。
サイズは…無数にあります💦

ハトメ抜き

美錠抜き
ベルトのバックルを付ける部分に細長い穴をあける抜き型です。
大きさは色々とありますが、私はバッグのショルダーベルトを作る時に使う小さめのもののみ使ってます。
細長い穴をあけるので、歪まないように注意です📐

美錠抜き


美錠の使用例


ハトメリング
丸穴をあけ、その穴のフチに付けるリングです。ベルトの穴などにもよく使われています👀
革が擦れて傷まないようにすることと、装飾の役割もあります。
これを付けると作品の雰囲気が締まるので、私は大変気に入ってる金具です🙌
専用の打棒と打ち台を使って留めます。

ハトメリングと打棒・打ち台


ハトメリングの使用例


バネホック/ジャンパーホック
ボタン
です。
これも非常に登場頻度が高い金具です。
それぞれに専用の打棒が必要です🔨
ジャンパーホックの方がばちっとしっかり留まるので、バッグなどちょっと大きめの作品には使いますが、私は小物の方が多いので、留まり方がソフトなバネホックをよく使います☺️

バネホックと打棒


ジャンパーホックと打棒


打ち台
カシメやホックなどを留める際に、この打ち台に置いてハンマーで留めます。
色んなサイズのくぼみが彫ってあり、それぞれ金具の大きさに合わせてセットします。
これがないと、まっすぐ打てずズレやすくなるので必須の道具です。

打ち台、金具の大きさにあったくぼみを使います。

ここからは金具ではないですが、前回までに載せてなかった道具をご紹介します…。

ローラー
文字通り、ローラーです(笑
接着剤で革を貼り合わせた際に、しっかり圧着させるために使います。手で押さえるよりもしっかり均等に圧着できます😤なくても、まぁ大丈夫です✌


ローラー

口金押さえペンチ
マグネットや留め金などを付ける時に使う道具ですが、ローラーと同じように革を圧着する時にも使います。
ローラーは作業台の上などで平坦な部分しか圧着できませんが、こちらはペンチのように挟むので、細かい箇所の圧着もできます🙆‍♂️持ってますと非常に重宝します。

口金押さえペンチ
挟む部分には革が傷付かないように革を貼ってます。

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と、いうことで今回はここまで〜。
3回に亘って道具を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
私は自宅でハンドメイドで製作しておりますので、一度にたくさん製作される方向けの道具ではないものもあります😂

これから革細工始めてみようか、どんな道具を持っておけばいいんだろうか…。

そういった方向けに参考になったらいいな〜と思っております🌀

次回はもう少し、金具のお話にするか、また革のお話にするか、、ちょっと決めかねておりますがまた読んで頂けますと嬉しいです🐢

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