見出し画像

革細工で普段使ってる道具をご紹介🪡②回目🪡

こんにちは。
針と革2521 です。昼間はもう暑くて出掛けてられないので、家にこもって革いじりの毎日です🪡
前回に引き続き、革細工で使っている道具をご紹介していきます🧐
これから革細工始めてみようかな、と考えられてる方の参考にもなれば嬉しいです😊
前回は【縫う】ところまで紹介しましたので、今回は【削る】ところから始めます🏁

■削る
革細工は削る工程が非常に多いです。
革の断面を合わせるのに削る、糊の着きをよくするために表面を削る、縫い糸が表面に出ないように削る…色々あります。
私が知らない削りがもっとたくさんあると思います🧐
私が使ってます削り道具一つ目は
ドレッサーです。

柄が付いた赤い方はお持ちの方も多いかもですね。
けっこう粗目でしっかり削れます。
持ちやすいので使いやすさは◎です。
薄い方は細かい目で細部の作業に重宝します🔍 
私は上記のものも使いつつ、、、

カステラじゃないですよ。
小さい角材に、紙ヤスリを巻き付けて使ってます。
粗さも自由に替えられるので、私は紙ヤスリを一番よく使ってます🐪

2つ目は、ヘリ落としです。
削る、とはちょっと違う感じもしましたか…カテゴリは同じにしました😅

先端を革のカドにあて、角張ったヘリを切り取る道具です。
厚めの革に使います。
先端の刃の形や刃の幅が色々あり、自分が使いやすいもの、よく使う革の厚さに合わせて選びます。

そして3つ目は、ステッチンググルーバーです。
厚めの革で使用しますが、なくても全然大丈夫です。

柄が傷だらけ…
用途は、縫い目のラインに溝を作って、その溝の中で縫っていけば糸が表面に出ないので、糸が摩耗しにくくなるというものです。見た目もスッキリした仕上がりになります。

ステッチンググルーバーの溝

溝を作るので、かなり厚めの革でしか使えないです…。
【削る】カテゴリは以上です🏁

■磨く
削るに続いては磨くです。
削ると磨くは繰り返し行うので、前後してしまう部分もあります。
革の断面などをヤスリで削った後に磨いてツヤを出す加工です✨✨
溶剤を少量塗布して磨いていきます。
その時に使うのがスリッカーです。

カドなどの狭い範囲や広い面を磨くもの、いくつかありますが、私はカドのみ磨いてます✨スリッカーに幅が違う溝があり、革の厚みに合わせて磨くとちょっと丸みを帯びてピカピカになります。私は写真のものと、帆布で磨いてます。なのでスリッカーは必須アイテムではないですが、丸い穴の内側を磨いたりするのは、細いスリッカーはあると便利です😊

■飾る
ちょっと装飾っぽい加工をする道具をご紹介💄
必須の道具ではないですが、ちょっと作品が締まります。

捻(ねん)

バッグの持ち手やファスナーの取手、ポケットのフチなどにラインを入れたり、段差を付けて立体感を出す時に使います。

ネジ捻とフチ捻


ネジ捻・フチ捻と呼びます。
多分、もっと色々ありますが私が使ってるものはこの二つです🤔
なくても大丈夫ですが、ポケットに筋を入れたりすると見た目が締まって、「ぽく」仕上がります。


フチ捻を当てたポケット

革そのものの仕上げ方によって、革の反発力が強く、ほとんど筋が入らないものもあります。
そういった革には、電気で加熱できる捻を使ったりします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

②回目の道具のご紹介はここまで…。
いかがでしたでしょうか。
革細工に限らず、道具は拘りだしたらキリがありませんが、コレとコレがあれば出来るな…といったご参考になれば嬉しいです。

次回は、革細工で使う様々な金具のご紹介をしつつ、その時に使う道具をご紹介したいと思ってます🔨
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!