ガトーショコラ奮闘記#2
わたしのお菓子づくり強化月間はまだまだ続く。
ということで本日の予定のひとつは、ガトーショコラ再リベンジである。
朝の支度をした後、わたしにはそんな暇などないのだと云いつつ、少しだけウマ娘をしてしまう。
気を取り直し、午前中のうちにガトーショコラの下準備をしておく。
卵黄と卵白を分け、卵白を冷蔵庫に泡立て器ごと入れ、
板チョコを粉砕し、
今回使用するラウンド型の型紙を予め作成しておく。型紙のつくり方は以下を参照させていただいた。
これで下準備は完了である。
するともう昼食前の頃合になっている。
その前に毎度のことながらお風呂掃除を済ませた。
きょうの昼食は定番のホットサンドである。
きょうのフィリングはレタス、マッシュドポテト、焼いたハム、チーズである。
ポテトはたっぷりが美味しい。
食器洗いを済ませた後は、いよいよガトーショコラづくりの開始である。
なぜいつもお菓子づくりの直前に食器洗いを進んでするのかと云えば、その後の水道はお湯になっているので、それをそのまま加熱して時短節約しようという魂胆だからである。
今回はお湯が沸くのを待つ間に(待てなかったので)、メレンゲ作成を始めてみる。
お湯が沸いたらチョコレェトの入ったボウルをフライパン(わたしはいつも湯煎する際深めのフライパンを使う)に入れ放置。
再びメレンゲしゃかしゃか。
様子見てチョコを混ぜて完全に溶かし、フライパンから取り出してとりあえず置いておく。
そしてメレンゲに戻る。
いままでは数年ほど前に調べた方法で、混ぜながら少しずつ砂糖を入れていく、というのをやっていたのだが、今回は砂糖は入れず混ぜ始める前に塩を少々入れるだけにしてみた。
(砂糖はメレンゲの泡を潰すという話を聞いたことがありつつ、手順通りに入れていた。この真偽のほどはいまだ調べていないので、事実関係を明らかにせねばと思う次第である。)
すると、いつもよりも早く泡立ってきたような気がする。(当社比)
それともわたしの腕が上がったのか、それは分からない。
後ほど聞いた話だが、メレンゲをつくっているときの音が変、と母に云われた。
だれにも教わっていないので、もちろん自己流である。
以前生クリームを自力で泡立てようとしたときも、父にやり方の指摘を受けた気がするが、忘れてしまった。
この期に、泡立て方を見直す必要があるな、と思うのであった。
つくっていてつくづくおもうのだが、卵はほんとうに面白いな、と。
家庭科の授業で習った、卵のなんという作用だったか、忘れてしまったが。(後ほど調べよう。)
料理はほんとうにサイエンスだなと思う。
そんなことを考えているうち、角が立つくらいになった。
放置していたチョコに卵黄を混ぜる。薄力粉は無くてもいいそうなので、今回は入れずにつくってみる。
そしてメレンゲを半分ずつ入れ、切るように混ぜる。
これまで午後さんのレシピだけではなく、幾度かガトーショコラをつくってきたわけだが、このメレンゲを混ぜ込む作業、これまで実は一度も成功していなかったということをこれから知ることとなる。
というのもこれまで、メレンゲの泡を潰さないように混ぜる、という感覚が分からず、もちろん切るようには混ぜていたのだが、かなりガシガシ混ぜていたのである。泡が潰れている状態というのを理解していなかったのだ。
と、上のように思ったのは生地が完成した後なのだが、今回はとにかく優しく、個人的感覚で切るようにではなく、撫でるように混ぜてみた。
するとどうだろうか、これまでとまったく生地の感じが違うのである。そうして先の気づきに至る。
型に入れたのが上である。
今回はちゃんと平にならした。
200度に余熱したオーブンで15分焼く。
15分後、見てみると前回同様まだ生焼けだったので追加で5分。
すると丁度よい感じになった。
この型で我が家のオーブンだと20分が丁度よいようだ。
ということで、初めて成功したガトーショコラの焼きあがった直後が上である。
今後も修練を重ねていくこととしよう。
実食はまだなので、あしたが楽しみである。
【参考】
午後『眠れぬ夜はケーキを焼いて』KADOKAWA
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