人生の岐路にオランダへ飛んだ☆その4(満月の海)
こんにちは!鍼灸師のkimiyoです^^
オランダシリーズ☆その4です。
なんだか思いの外、長くなってきました。
今までのお話はコチラから。
人生の岐路にオランダへ飛んだ☆プロローグ
人生の岐路にオランダへ飛んだ☆その2
人生の岐路にオランダへ飛んだ☆その3
2019年7月某日(オランダ滞在3日目)。
この日は満月。
海へ行きましょう、とshokoさんが連れ出してくれました。
バスタオルとマットを持って、サンダルを履いて、
バスに乗って、郊外の海へ。
バスを降り、海までの道を行きます。
19時半くらいかな?
夏のヨーロッパは遅くまで明るい。
海が見えてきた!
砂浜!
マットを敷いて、寝転がる。
気持ちいいなあ。
なんやっけ。私は何がしたいんやっけ。
随分、長いこと、そこにいました。
起き上がって、足裏に土と水を感じながら、
ひたすら無心で波打ち際を歩きました。
今、ここにいること、この景色を見ていること、
感じていること、全部。
気持ちを全て、洗い流すかのように、
満月の海で浄化してもらうかのように。
ずっと無心で波を足に感じていました。
shokoさんは、そんな私をずっと静かに待っていてくれました。
ありがとうございました!
スッキリしました!帰りましょう!
自然って、緑って、海って、
大地って、風って、太陽や月って、
ものすごく偉大だなと思います。
帰りのバスで、ふと、心に浮かんだことを口にしました。
shokoさん、私、来年また来ようかな。
開業や移住するしないはとりあえず置いといて、
ビザなしで来れるまるっと3か月、
まずは旅してみようかな。
いろんなこと、頑張らなって思ってたけど、
なんかそういうの置いといて、
ヨーロッパの行きたかった場所、会いたい人、
ぐるっと巡ってみようかな。
その先はまたそれから考えてもいいんかなって。
じゃあ、このビーチサンダルは、うちで預かっておくね。
また来年、海へ行きましょう。
shokoさんはそう言って、笑ってくれました。
本当に本当に嬉しかった。
その夜、お宿の黒猫のクロちゃんがずっと私の部屋の前にいて、
扉をガリガリしている音を聞きながら、
久しぶりにゆっくり眠りに落ちました。
翌朝。
部屋のドアを開けると、クロちゃんが扉の前に座っていて、
「わ!ずっとおってくれたん?」と驚いた私を見上げて、
満足気ににゃあんと鳴きました。
shokoさんにその話をしたら、
クロちゃんはヒーラーだからね。
きっと何かを感じて、キミヨさんを癒しにいったんじゃないかな。
と笑ってくれた。
ありがとう、shokoさん、
ありがとう、クロちゃん。
オランダのお話、あと何話か続きます。
自分が歩んできた軌跡を整理するために書いてます。
読んでくださり、感謝です。
ではでは。
次のお話はコチラです☆
神戸岡本/摂津本山エリアの鍼灸院
1日2名さま「あなただけの特別な時間」
はりきゅうこころ間・HP