はりぴくの一年後。
しがない鍼灸師の独り言と思って書いてます。
丁度一年前に福岡ではりぴくというイベントを開催しました。
それは鍼灸と言う小さなコミュニティの中で繋がると言うことをテーマに開催したイベントです。
鍼灸師…技術者でありながら経営者にもなり得る資格で、孤独がどこかでついて回る職業なんですけど、同じ境遇の人間は全国、少なくとも福岡にいると言うこと知って欲しくて、更に全国にも同じ境遇の人がいることを知って欲しくて、要は鍼灸師は1人でやる職業かもしれない、でも、同業他社は敵じゃないと言うことを伝えたくて開催したイベントでした。
今だから言うと、運営は楽しかったけど、鍼灸師としての限界をどこかで感じていて、それでも業界をちょっとだけ長く続けたものとして、何か言葉を残すことが出来たらそれでいいのではないか?
そう思って開催したつもりだった。
自分以外の運営の気持ちとは少し違ってのかもしれないけれど、一地方の鍼灸師として、何か一つでも貢献出来たなら、それは地方の鍼灸師として爪痕を残したと言う事実を欲していたのかもしれない。
それが承認欲求と言われたらそうだし、自己欲求と言われたらそうだし、結局受け手側の評価が自分の評価であることは知っているけど、敢えて聞くこともないことは知ってる。
地方の鍼灸師の可能性を広げることが出来たらそれで自分の役割は果たしたと思ったから、これで福岡のみならず、どこか飛び抜けることが出来ない蓋をこじ開けることが出来たなら個人的にはそれで良いのかな、と思う。
はりぴく運営は力強いメンバーが揃っていて、自分は少しだけ背伸びしてそこにいさせてもらったから、ガス欠になってしまって業界から少しだけ距離を置くことにしたけれど、、
それでも鍼灸師としてではなく、一個人として自分と付き合ってくれる人がいるならば、いつか東京で会いたいと思う。
ただ、こんな不良鍼灸師と会いたいなんて言う人はヤバいやつ認定されても不思議ではない、その覚悟を持った人間だけ、連絡を待っているよ。
ただ、暗黙の了解として業界から離れた人間が何をしていたか?を聞くことだけはマナー違反と言うことだけ知ってほしい。
まもなく2023年も終わりに近づくけど、はりぴく運営が元気だとしたら第二回はそろそろ行われるかもしれない、その声を上がる人間が誰か?
それはコレを読んでくれた人であってほしい、それが願いです。
また鍼の刺す方向でお会いしましょう。
はりぴく運営の独り言
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