![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/56833157/rectangle_large_type_2_87db0825e79f74e268bf1bbc71e7d455.png?width=1200)
耳瘻孔は染髪したい。
突然ですが、わたしの右耳には生まれつき耳瘻孔(じろうこう)があります。
え?知らない?ジロウコウ?
耳瘻孔なんて初めて聞いたという方も多いことでしょう。
わたしも病院に行くまでは「なんで耳に穴が空いているんだろうなぁ」くらいの認識でした。
耳瘻孔とは生まれつき耳の周辺に小さな穴があいていて、その下方が管もしくは袋状になっていてその先端は耳介軟膏で終わっているものを言います。
ネットで調べると上記のように出てきます。
管の長さを調べるための方法は、針金のようなものを耳の管にお医者さんがソロソロ…と入れていく方法で行います。
学生の頃に何度も腫れるのでいったい穴がどこまで続いているのかと切除できるのかを調べてもらうために病院に行きました。
お医者さんによると、この耳の管は人によって長さやどのように繋がっているのか、そして終点あるのか袋なのかどうなのかすらわからないらしいのです。
この検査をやってもらいました。痛くは全くないのですがとにかく怖い。耳の管の底を破いたりなんてことはないと頭では理解しているものの…気持ちがついていかない。針金を入れられてゾワゾワするし「早く終わってくれ〜」と念仏のように心の中でひたすら唱えていた記憶があります。
そして貴重な?ゾワゾワ体験を経て、わたしの場合はどこまで続いているのかわからないことがわかりました。お医者さんの想像よりも深いことが判明してこれ以上は調べられない(どこまで繋がっているのかわからない)さらに手術をするなら日常生活で支障が出始めたら考える方が良いとのお話でした。
わたしは知りませんでしたが耳瘻孔(ジロウコウ)は、母親の体内にいるときにたくさんのパーツが集合して耳が形成される際に皮膚が塞がらなかった部分で遺伝が多いらしい。
日常に支障がないケースがほとんどで切除するのも少ないそうです。
腫れを抑える薬を処方され、モヤモヤを抱えて検査は終了しました。
そこから10数年後…
わたしは悩んでいました。
それは白髪(しらが)
そう白髪(2回言わなくてもわかる)
ヤツが目立ってきた
今までは数が少なく目立つ方ではありませんでした。しかしある日を境にヤツは増え始めてきたのです。髪の毛の分け目を変えるだけじゃ「もう隠せない」と焦るわたし。
人生初の毛染めが白髪。
学生時代にやりたかった。
もっとオシャレな理由で染めたかった…。
ずっとジロウコウが腫れるのを恐れて髪の毛を染めずにいたのです。
普通ならサクっと染めれば解決するのですが、
立ちはだかる「耳瘻孔の壁」
しかしもう限界だ…
行くしかない(美容室に)
意を決していざ美容室へ
耳瘻孔のことが頭をよぎりましたが、耳穴に絆創膏をしてキャップすれば大丈夫だろう(安易)と美容室に突撃。
結果、腫れました。
染めて1週間くらいは変化なかったように思ったのですが、普段膨らむ孔の位置よりも少しずれた中の方が腫れて触れるとなんだか少し痛い。
髪の毛染める染料も刺激になるのか…?
くそっ。わたしは髪の毛を染められないのか?
そもそもマニキュアにしておけば良かった?
髪の毛洗うときに毎回絆創膏すれば回避できたの?
ぐるぐると色んな考えが頭の中を巡ります。
髪の毛染めたことに後悔はありませんが毎回こうなるのだろうか…
疑問を抱えたまま人生初の毛染めは終了。
次回はどう回避するかを考えます。(その前に病院にいったら解決しそう)
同じような経験がある方、また美容師さんこういう方法あるよって方がいらっしゃったらぜひ教えてください
よろしくお願いします!
さて、今回はここまで!
いいなと思ったら応援しよう!
![はり🦉5万人接客から生まれたデザイナー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167074055/profile_1ece65ebe3e586478e23b5d04b67960c.jpg?width=600&crop=1:1,smart)