誕生月に作る、本気で推せるプレイリスト その1
9月になりました。誕生日まであと3日。
去年は夜風を感じたいプレイリストというプレイリストを作成しnoteで曲を紹介しましたが、今年は2週に渡って5曲ずつの本気で推せるプレイリストを作りました。
選曲や曲数、テーマを考えてプレイリストを作ることはまだまだ手探り感がありますが………今月は誕生日なので自己満で、とにかく大好きかつ本気で推せる曲を選びました。
1曲目:RADWIMPS スパークル
言わずとしれた映画「君の名は。」で使用された一曲。
全てが届かない場所まで「君」を連れていくこのフレーズ、最高。
大好きな気持ち抱いて突っ走って、どうにもならない運命に対して自分自身の愛のわがままを押し通す、そんな強い想いの歌詞、大好き。
そして個人的に、この曲のドラムとパーカッションとにかく聴いてほしい部分が3ヶ所ある。
1.サビ。ヒュンっという音のあとに聴こえるタンバリン。流れ星が落ちる音にしか聴こえない。
2.Bメロ。ドラム、カスタネット、トライアングル組み合わせ。ずんずんくる感じはどんな人間でも揺らす事ができる。
3.最後のサビ前の間奏。ドラムが曲を壮大にしていくけど、ドラム(特にスネア)の一音一音の隙間や力加減が超繊細。
この3ヶ所は耳を澄ませて聴くと、曲の新たな魅力に150%気づきます。
2曲目:宇多田ヒカル Good-bye Happiness
超隠れた名曲。「『好き』だと気づいた感情」に対して何度もシャッターを切って1冊の写真集にしたような曲。
『好き』に気づいたらもう戻れない。
『好き』と引き換えに純粋さ(innocence)を失った。
『好き』は苦しいを伴うけど、それでもいい。愛してほしい。
この深すぎて泣ける世界観に対して、爽やかなサウンドをぶつけて甘酸っぱさと儚さを含んだ曲に仕上げるのは、宇多田ヒカルさんにしかできないだろう。
3曲目:SOMETIME’S Clown
去年の8月にメジャーデビューした、最近の私のいちおしです。
とりあえず1回聴いて。SOTAさんの「騙されるならそれでいい」の歌声とコーラスは確実に脳が溶けるから。
そして、後半のTAKIさんのギター、ついさっきまでは弾くような儚い感じだったのに、ガッツリ弾いてる感じに豹変するのがいい。焦がれるものは手に届かないけど………諦めず必死にしがみつこうと足掻く感じ、好き。
歌詞はいくらでも語れるけど、とくに好きなのは
といった、言葉に発するだけで気持ちいい斬新な和洋折衷のフレーズと、無常さや都会の冷たさを感じられるような東京の地名。グッとくる。
今年聴いた曲で刺さった曲大賞にノミネートされてる1曲です。
4曲目:植松伸夫 ダンジョン
今回のインストは、私が初めて歌の無い曲に心を奪われた曲。それがファイナルファンタジー4(以下FF4)のダンジョン。
30年以上前のゲームのBGMと侮らずに聴いてほしい。1分21秒と超短い曲なので、すぐ聴けますし一発で曲の世界に誘われます。
不安と緊張感を煽るイントロのあとに広がる、絶えず耳に注ぎ込まれるミステリアスで美しいハープの旋律が素敵すぎる。初めて聴いたときは小学生のときは鳥肌立ちっぱなしでしたが、いい年した大人になってもこのハープには鳥肌が立つ。
5曲目:T.M.Revolution AQUALOVERS〜DEEP into the night〜(UNDER:COVER)
ラストを飾るのは、T.M.Revolutionのセルフカヴァーアルバム"UNDER:COVER"に収録されてる一曲。
原曲(実はHOT LIMITのカップリング)は、アグレッシブなシンセとギターがメインのかっこいい曲なんだけれども、このバージョンではイントロから妖しさを放つエロい曲に超進化を遂げている。
ピアノのメロディ、女性コーラスで妖しさとエロさしかない。そこからの西川兄貴の吐息がかかった「TASTY」は一発で聴き手を落とす。
セクシーだけどキレと熱がある歌声は耳の火照りが止まらない。ところどころでビートがしっかり聴こえてくるあたり、編曲担当した岸さんはセンスの塊。
そして、井上秋緒さんの歌詞。
真っ暗な夜空を泳いでいる幻想的で艶やかな世界は心がとろっとろに溶かされる。これを西川兄貴に歌わせるの、ずるいずるいずるい……。
プレイリストはこちらから↓
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