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大黒柱を担う強さとは?

こんにちは、まどかです。
夕方に差し掛かると、ああ、今日のお夕飯はどうしようかな、と
頭の中で冷蔵庫にある食材をぼんやりと思い出します。

本業は管理栄養士なのですが、献立を立てるのは業務だけでたくさんだ!ということで、我が家は献立を立てておりません。

買い物に行くときは、いつものスタメン食材と、行ったときに安いものを買い込んで終わりです。

いつも冷蔵庫と、頭の中のお料理レパートリーとにらめっこ。大体週1~2回の買い物を心がけています。最近は食材も高いですし、やりくりが大変ですね。

お金をATMからおろすのも、月に一回にしています。
うちは今のところ、旦那のお給料のみで暮らしています。
はー、やりくりが大変だよぉ。
でも、その分稼ぐのも大変なんですよねぇぇ…。


夫婦のお財布事情とは…

なかなか聞けないし、リアルな実態がわからない。
よくネットインタビュー記事とかで具体例とかありますけども、
身近でなさすぎて現実味がないといいますか。

年収っていっても、お給料日とか、賞与の額とか、お金が入るタイミングも結構大事だし、貯蓄のやり方もそれぞれですし。
結局、正しいとか間違ってなんてない、ってなるのだとしたら、
何を参考にすればよいのでしょう。。
家計本とか、いったいこの世の中に何冊あることやら…。

それはさておき、私が悩むのは、今あるお金をどう使うか、どう貯蓄するかがメインです。
もっと稼ぎたい、収入を増やしたい、と思う気持ちはもちろん、ないことはないんですけれど…

それは、旦那が稼いでくれてるお金だけで、現状生活して生きていけているから。
そう思うから、今の私はこんなに気楽に悩んでいるのでしょう。

養うことの責任たるや。

以前、不本意ながら専業主婦に…という記事を書いたのですが

なにもせず家にいることもまた良きかな、きちんとこの状況も感謝して受け入れよ~というような主旨でしたが、いつまでもお気楽三昧というわけにはいきませんでした。

なにがって、そう。気持ちが。

ずっと家にいるから、家事をやる。家をきれいにする。
美味しいご飯を作る。それはもちろん、努力しましたとも。

けど、お荷物になってると感じる自分がすごく苦痛でした。
自分にお金をかけてもらうことに対して罪悪感を抱きやすい性格も相まって、焦らず仕事探していいんだよ、という旦那の優しさに対して、ごめんなさいとしか言えない自分が情けなかった。

その時の私は自分自身が精いっぱいでつらかったけれど、
旦那も旦那で相当不安だっただろうなと思います。

自分が倒れたら、この家無収入になるじゃないか、とね。
自分がやるしかないんだ
という気持ちが、本人も気付かないうちに負担になっていたのだろうと思います。

大黒柱よ、ありがとう!

無事、仕事が決まった時に旦那もすごく喜んでくれました。
それは私を喜ばせるためのリアクションだったのかなと思っていましたが、実際には本音も十分入っていたんだ、と今気づきました。

大黒柱としての自負をもつということは、本当に大きなプレッシャーになりうると思いますし、それが存在意義やプライドに直結するということは、なるほど納得がいきます。

お金がなくては生きていけないのはまぎれもない事実ですし、
お金があれば解決できる問題が多いことも、また確かです。
家庭を維持するための必須条件ですね。

そうなると、「養ってやってるんだ」という気持ちは決して悪者ではないようですね。責任感と充実感を増してくれる感情の一つですし、お金を稼いでくれてありがとう。

ありがとうにも限度あり

そうして私も晴れて正社員雇用となり、稼ぎにでるようになりました。給与は旦那に劣りますが、ホワイトな職場ですし疲労はあまり強くありません。

さて、残業や激務などはありませんので、帰って夕飯をつくって、片付けして、洗濯をたたんで干して…

…連日、さすがに疲れてまいりました。
でも夫は公私ともに忙しいみたいだし、楽な方の私が頑張ねば…
家のことは私が支えねば…柱にならねば…!

そう思って頑張ってるのに…
なんか疲れ果ててるのか知らんけど、ずっとダラダラしてるように見えるんですけど…

私もお金稼いで大黒柱の重責が少しでも和らぐようにって動いているんですけど…!!

という経緯で爆発しました。

もちろん、私が。

柱が踏ん反りかえってしまっては崩壊します

一度大きな話し合いをしたとき、
家事は半々でいいとか最初言っていたくせに、話し合いが進むと

「ぶっちゃけ言うと、自分が生活費を全部出しているんだから、細かい家事やクオリティは適当でもいいだろうと思っていた」

と言われました。
まず本音が出た時点でえらい!よく言った、よく聞きだせた!ってところですけども。

え、あなたに頼んでることって皿洗いと洗濯物干すだけ、ごみ捨てるだけなんですけど…。他にあれもこれも、やれとかって言ってないよね?家事のやりなおしなんて一回もお願いしたことないよね?

って返したら正論すぎたのか黙りましたー☆

最初から配慮してるっつーの!
大黒柱ありがとうって常々思ってるっての!

大きな柱どーん!じゃなくて、
他にも安心のための柱をたてたいと思っているの!
夫婦二人の共働きを選択したんだから、
私もお金の面で細くとも柱をたてたいと思ってる、
だから、あなたも家のことで細くてもいいから柱を立ててよ!

っていうだけなの!
大黒柱は一番重要な柱なのはわかってます!
でもその柱がふんぞり返って、柱が反ったら家が崩壊するだろうが!!

まあこんな例え話や、きつい物言いはしておりませんが…w
私たち夫婦は今のところ、お互いに無理のない範囲で家事を分担することに成功いたしました。
うまく支えられるように、試行錯誤を重ねて参りたいと思います。


大黒柱の皆様へ

いつも、お勤めご苦労様です。
社会の中で様々なプレッシャーや責任を背負いながら、家族のために毎日働きに出て、頑張っておられることと思います。

貴方のがんばりのおかげで、家庭はうるおいます。
家族が休む間もなく働かなくとも生活できるお金が家庭に入るということは、決して当たり前のことではないでしょう。
本当に、いつもありがとうございます。

ですが、お互いにどうか忘れないでいましょう。
温かい食事やきれいな部屋、疲れた体をやすめることができる環境は、あなたの家族の誰かがその役割を担い、頑張ってくれているから維持されているのです。

どちらも大切な、家庭を支える柱です。
柱同士で傷つけあったり比べて卑下するのではなく、
もっと褒めあい、支えあいましょう。

この意識がもっと当たり前といえるような世の中になりますように。

そして、一人暮らしの方は一人でその両方の柱を立てていますね。
大変なことも、お気楽なところも、同じようにあると思います。
どうか無理せずに、ゆっくりと自分を労わる時間を作ってくださいね。









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